本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

あたまの中で

23日
朝、練習。ふたりきりだったわ。
昼はのんびりして、夜は瀬し香でご飯を食べた。そのまま散歩をして、GEOで映画の『SIREN』を借りて帰って観た。なんだか大学生の気持ちになる。映画版、けっこう好き。

24日
パンを焼いて、宇多津へ向かう。どら焼き屋さんの話になる。海と空のカフェなるところへ行き、謎の青いジュース飲む。
ゴールドタワー内でクレーンゲームだけやった。たべっ子どうぶつのうさぎを捕獲。
なんだか疲れて、すぐ帰路へ。
そういえばとサンリンシャに寄った。もうすぐお店が閉まってしまうので、挨拶へ向かったのだが、胸がいっぱいになって3分の1も伝わらない状態になった。お魚もらった。
帰って、少し寝て、魚を食べて、なんだかひどく疲れて、すぐ眠ってしまった。
そういえば久しぶりに、一日遊んだのだった。

25日
ジャージで大掃除。

26日
道行く上司に話しかけると、つらい話が始まった。みなさんいろいろ溜まっているらしい。
そのあとさらに女子会が始まり、ゆめタウン行きたかったのだがもうどうでもよくなった。
年下の女の子とラーメン食べて帰った。高校時代の後輩らしい。(お互い面識ないけど)

27日
ここのところジャージ出勤していたが、久しぶりにスカート。
夜、くら寿司行く。胃腸の調子はあまり良くない。その横のホームセンターに立ち寄り、駄菓子を見て楽しむ。生まれてはじめてモンハンした。

28日
カフェでケーキを食べた。過去の話をいろいろしていて、自分は変わったように思っていたけど自己嫌悪するところもまだたくさんある。
様々な人が私の傷口をつついてくる。私も傷口を開示している部分があるのだと思う。
うまくできないけど、自分を守れるようになろう。

夜、練習。先生がお土産くれる。
帰宅してから、雑貨屋の店長さんにあてて手紙を書くことにする。


渋谷直角『世界の夜は僕のもの』

やっと読んだ。すげーサブカルノスタルジー。雑誌の『Olive』読みたくなった。母が唯一わたしに譲ってくれない雑誌。
少し前はもっと、雑誌とか・音楽・漫画・服装・なんかそういうものに強いメッセージ性をゆだねていたなって思う。
私が、変わってしまったのかもしれないけど、今はそれらのメディアが少し遠い存在に思えてしまう。


お題「我が家の本棚」

ひまわり帰還

あわただしく日々を送っているとき、不意に、わたしの日常に戻ってきた人がいた。
去年、ひまわりの季節にいなくなった人が、夏になってまた帰ってきた。あの頃と同じようにわたしの部屋にはひまわりが飾られていた。去年、知ったお互いのことを、パズルをはめるように、会話の中で取り出してはめて確かめた。
「何歳ですか?」
「私はあなたの……」
「2つ上」
と、声が重なった。不思議な気持ちだった。
あなたのことを思い出したちょうど同じ日に、あなたは戻ってきた。
あなたを慕う人も、一緒にやってきて、みんなで話していると、時がそのまま一年前に戻ったみたいだった。
そしてあなたは、ものすごくさらりと去る。
なんだか懐かしかった……。


7/18までのこと
とても忙しくて、余裕がない。髪がはねていても、同じ色の服ばかり着ていても、何も思えない。疲れてすぐ寝てしまう、でも他人にはあまりわかってもらえない。
18日の夜、ものすごく疲れていたのだが、一緒にご飯を食べてくれた人がいた。別れるときには頭の中がすっきりしていて、栄養をたくさんもらったんだなと思った。

19日
夜に、残業。今週はがんばりすぎないと決める。

20日
試験の結果がわかった。ほっとした。
夜、やよい軒でご飯を食べた。少し先のことを考えた。

21日
午前は職場の大掃除。
夜は練習。久しぶりに、昔の仲間と練習した。いろいろ変わってしまったことはあるけど、懐かしかった。

22日
髪を切った。やっとすっきりして、やっと、自分のために過ごせた。
夜、先輩に試験の結果を報告した。


ここニ年のあいだ、夏から秋にかけて、いくつか詩を作って、一年に一部、詩集をプリントアウトしている。
詩は自分にとって、どうしようもないことを叫ぶような役割があるのだが、今年は忙しかったりいろいろあったり、年々感情は丸くなってきたり、詩が書けないような気もした。

でも、私の中にはやっぱりどこかに叫びがあって、それを言葉にできそうで、
あまりに好きすぎて苦しくなるものが自分の中に存在しているのだって、
この前、残業して疲れきった夜に思い知った。
だからまだまだ、私から詩が生まれることを願っています。今年も書けるかな。

そういえば、ある人から、「ひだまり」と言われた。そして、別の人からは「製造機」とも言われた。どちらも同じような意味合いだと思う。同じものごとを表していると思うから。
よく言えばひだまり、悪く言えばメンヘラメーカー。私がメンヘラだと思っていたのに、あなたたちがメンヘラだったのかもしれない。と思うと、ちょっとポジティブな感じがした。良いかどうかは別として。


『HERS 2022春号』

勉強のあいまに読んでいた本。
「もの」と「もの」のあいだに自分がいる、んだって。

京都そして奈良。

大事な試験があり、それに向けて準備をしていたので日記どころではありませんでした。勉強すること自体、久しぶりぶりだったので、最初は「できるのか……?」という感じだったけど。追い込まれたらやるしかなかった。

タリーズとか、コメダで、一時間くらい短時間集中で勉強するのが自分には合っているみたいだった。そして勉強には音楽が必要。

前回同じ試験を受けたのはどうやら6年前らしい。誕生日前だから、24歳。若!
当時の日記が残っているのですが、こう書かれていた。

「少し迷ったけどファストフードに寄って一時間だけ勉強する。むこうで交わされる恋の話が気になってもずもずしてしまう。イヤフォンがいるよ〜」

だいたい変わってないですね。もずもずとは、もんもんとむずむずのことなのか。
まだ新卒で入った会社で働いていた頃で、仕事終わりの深夜マックで、くたくたになりながら勉強してた。あの頃私は幼かった…。

試験会場が関西なので、2年ぶりに京都・奈良・大阪にきた。京都に着いて、京都タワーが見えたとき、謎に感動した……浦島太郎の気分だった。私はついに京都に戻って来てしまったんだ……。

なんか京都、町並みが楽しい。また暮らしたい。しかし人が多いよ。
奈良にも訪れた。奈良は奈良でめちゃくちゃ懐かしかった。懐かしいというか、もはやエモかった。

試験(およびそこまでの過程)はものすごくハードだった。心が何度も折れた……こりゃ受からんわ……みたいな。何度も泣いた……。
落ち込んだら好きな人々に話を聞いてもらって、勉強にも付き合ってもらった…。ごめんね…。

しかし準備を入念にしていくと、自信ってほんとに付くんだな、とわかったのだった。
(ミスもして大変だったが、落ち着けたところは落ち着けた)

去年の秋、先生から「今日から始めようよ!(試験の準備を)」と言われてスイッチが入り、
いやいやながらこなしてきた事たちが逆にいろんなきっかけになり、
同じ試験を受けた先輩が、「できる限りのことをやった」と、言っていたので、それくらいしないとな〜と学び、
試験直前、本当に沈んでいたら、職場の人のデスクに飾ってあるカレンダーに、
「コントロールできることと、できないことをわけて、コントロールできることに最善を尽くせ」みたいなことが書いてあって、思わずコピーさせてもらって勉強ノートに貼った。
それをお守りにして、旅立った。
いろんな人に助けてもらった……。
試験の前日に、「あなたが納得できる試験になるといいね」と言葉をもらった。
結果の発表はまだだけど、やりきったな〜というか、もうできない、くらいは頑張ったと思う。ミスとか弱いところもそのまま、いまの自分の全てだと思う。なので納得しているし、頑張った。

今はモーニングを食べ終わったところ。これから帰宅して、遅〜くに出勤する。


誰にも言わないわたしの破裂

21日
部屋の電気が点けられなくなる。
電気が点かないのではなく、点けることができなかった。窓の外が暗くなっても、液晶画面以外のものが薄暗くて見えなくなっても、立ち上がる気持ちになれなくて、ずっと寝そべっていた。布団の上でひたすら時が流れていく。怖くなって、人に電話をかけた。
電気がつけられないよ。本当はしたいことがあったのにできない、できないまま時が流れていく、わけもないけど怖い。みたいなことをぼんやり話した。

出来ないことはしなくていい、と言われると思っていた。普段ならそう言うはず。でも、電話の向こうから返ってきたのは「うーん、でも、あなたは出来ると思う」という言葉だった。
予想とは違っていたけど、苦しくはならなかった。これはあとから思ったことだが、あそこで信じてくれたことが嬉しかった。

22日
練習。出来なくてへこんだ。

23日
練習。暑かった、10年以上ぶりに、小さい頃一緒に習い事をしていた先輩に会って嬉しかった。

24日
夜、カツを食べる。ひどく汗をかいていたので、ぽかぽか温泉へ行く。思っていたよりも落ち着いた空間だった。休憩所ではトイ・ストーリーが流れていて、遊んでいる子どもたちの中に座って眺めていた。

25日
朝、練習。昼ご飯はスープカレー。実家に一度寄って、家族と話す。夜、練習。一番(気持ち的に)つらい練習を終えてほっとした。先生が特別に練習をつけてくれた。
ほっとしすぎて、帰りにラーメン食べた。

26日
朝、家族で栗林公園へ。ストレスなのか入園前は謎にお腹が痛くなった。
栗林公園は子どもの頃行ったきりだったので、何も覚えていなかったがすごく美しくてびっくりした。
掬月亭で冷たいお抹茶を飲む。おいしい。

少し散歩して、家族と解散した。大切なみんなで集まれて嬉しかった。
家族が私のことを、「ときどき大胆」と表現していた。別れたあと、父から「楽しく嬉しく過ごしてくださいね」と連絡がきた。
お土産屋さんでうどんキーホルダー買ってもらった。
昼ご飯、デュースでお弁当を買い、家で食べる。安心して気が抜けたのか、気圧のせいか、親知らずが超激痛。薬を飲んで横になった。
薬が効いてくると落ち着いて、少しのんびり昼寝した。買い物に行き、お風呂に入って夜ご飯を作った。

狭い部屋で、閉じられた空間にいることが心地よくて、いつまでもこの時間が続けばいいのにと考える。
私は人生で今が一番幸せだと思う。
若くて、自由で、自分のための時間があって、仕事も楽しくて、いつまでもこの幸せが続けばいいのにと思う。
何も変わらなければ幸せであり続けられる気もするし、いつまでもこのままでは進めない気もする。
私は進むことを選んだ。
後悔していないけど、この閉じられた空間での幸せが消えてしまうのも寂しい。

27日
頼まれたことばかり仕事でやっていて、疲れる。バタバタと終えて、友人とご飯。近況報告できて良かった。バーベキューの約束をした。
よく遊ぶことを友達と呼ぶなら友達ではないのだが、何も気を遣わなくてすむ素敵な人たちだと思う。

帰ったら、ポストに本が投函されていた。友人が送ってくれたらしく、ハガキが挟まれていた。
人の書いた言葉を読むと、私も文章書かなければ〜!という気持ちになる。
私が、一番最後に書いた物語はどこ?と部屋の中を探し回る。ずっと文章を書いていないよ。
書きたいけれど今ではないのだ。

スマホの中に、今月メモした短歌のようなものが残されていた。

〈振り払われた指先が今も燃えている/誰にも言わないわたしの破裂〉

知性

14日
職場を大急ぎで出て、練習へ。一時間くらいが自分にはちょうどいい気がする。

15日
夜、練習。先生が気を遣ってくれているのがわかる。夜に電話した。疲れすぎて、お風呂のお湯を出したまま寝てしまった。

16日
夜、練習。先生にストレートな感想を言われて落ちこむ。

17日
仕事が終わらなくて、勉強できず。

18日
徳島へ。いろいろしたあとに、カフェに連れて行ってもらってパンケーキ。夜は電話があって、悩みの種がまた大きくなってしまい、一時間散歩する。散歩しながら電話した。
長く続けていくためにどうするか考えればいいよ、と言ってもらえた。

19日
父の日。連絡だけした。
昼までで予定が終わって、遊びに行く。
うみまち商店街へ。明日手術という連絡が入り、電話をかけてもらう。

坂出と宇多津の境目にある六角スコーンへ。
スコーンを食べつつボードゲームで遊べる古民家カフェだった。ポーカーする。
スコーンは焼き立てのパンの味がした。夏みかんスコーンおいしかった。
その後、番の州公園へ行き紫陽花を見た。色とりどりで曇り空も雰囲気あっていい感じ。

帰りにココイチで夏カレー。夜はmaroon5を聞きながら帰る。

20日
疲れが残っていてすっきりしない。あと蒸し暑い。早めにお休みをもらい、何もせず家で寝ていた。



Sugar

Sugar


話していて、この人賢いんだな、と思う瞬間があるのだが、なんか素敵だと思う。(まったく曲には関係ない)