本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

頭痛薬/振りむかないで

頭痛があって、今までびっくりするほど寝てました。イブを飲んで、おくすりが効くまでまだ横になっています。

すごく優しい人がいて、自分は優しい人にはどんどん甘えてしまうところがあるのでちょっと離れるようにすることがある。
今日、その人が少し先を歩いていて、このまま振り向かなければいいと思っていたんだけど、分かれ道になるときにこちらに振り返った。
そこで振り返ってくれる人だということを私はどこかでわかっていて、だから振り向いてくれてほっとした自分がいて、ちょっと嫌だった。
なんか、大学のときの先生と似てるんだよな。このままいくとただのウィークポイントになるから、上手に離れていたい。

ダ・ヴィンチ 2021年1月号』

先日、本屋ですごく気になった本があって結局買わなかったんだけど、その本がプラチナ本で載っていてやっぱり買えばよかった、と思った。
ちょっと心にひっかかるものほど、実は後から重要なものになってくるんだ。
あと、島本理生『ファーストラヴ』の感想に、「島本理生作品の主人公が、ついに何も失わずに何かを手に入れることができた」と書いてあったのが印象的だった。確かにそう。大人になったなって読んだときに感じた。それは良いことなんだけど、ちょっぴり寂しい気持ちもしたけど。
気になった本も島本理生も、ひりひりするような痛みを描くから、自分は今そんな痛みのある本に求めている時期なんだと思う。優しい本が読みたいときもあれば、すごく傷つく本を読みたいときもある、そんな感じ。


どうにもこうにも

どうにもこうにも

ふりむかないでーふりむかないでー
この歌をよく聴いてたころ、私の再生機器のスイッチを入れた人に、どうにもこうにもって思ってるの?ってばかにされたことがあってすごくむっとしたことがある。
そういうことを思い出したり、なんか今は心の痛みに敏感になっている時期みたいだ。