元気そうだねって言われたり、元気ですか?と聞かれると元気だよって答える。
けど先週は仕事の内容がまるで駄目な一週間だった。私どうしたんだろうって感じだった。
今も喉が痛いし舌も痛いよ。びっくりするくらい口内炎が痛い。忘れられないことを思い出して突然泣く。
でも最近よく笑うし、昔ほど悲しいことを悲しまなくなった。悲しいだけの自分でいられなくなったことが少しつまらないような気もするけど、物理的に悲しいことに耐えられなくなってその痛みをずっと避けているだけかもしれない。
それでも、笑ってる自分のほうが自分もみんなも好きだってわかってるし、いつだってどうするべきかわかっている。
正解はいつだってわかっている、間違いも。調子に乗ってると言われても、それもふくめてわかっている。
話は変わって先日、大学の先生から喪中のおたよりが届いた。はがきの裏面いっぱいに、亡くなった方への言葉を綴っていて、文学はこうして使うんだなって気がした。先生は、先生の恩師が亡くなったときも、原稿用紙いっぱいにことばを走らせていた。
それは、ことばを学んでことばを扱う学部にいた者だからこそ活かせること、というか、使命のような感じもした。
あと、今日は背徳会をした。お互いに、ずっと開けられないまま部屋にある包みの話をした。
今はただ、今年のうちにできることをしておきたい。年が変われば、また新しいことばを生みたい。
『GINGER 2021年1月号 言葉の魔法』
仕事に必要なので、なにかファッション誌を買おうと思いたち、言葉をとりあげていたのでこれにしました。江國香織の『ホリー・ガーデン』がよく出てくる。いいと思う。田中みな実が江國香織を読んでいると言うのもなんとなくよくわかる。言葉と服は相性がいい。