本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

柚子を沈めて

金曜日
口だけの、約束にもならない約束をしていて、それをきちんと覚えていてくれた人のことをすごく好きだなあと思う。日記の一部を見てもらう。
帰り道、今年あったさまざまなことを考える。色々あったね。すごく昔のことみたいだけど。今年はけっこう濃かったよ。
週末のことが少し怖くなる。

土曜日
朝から晩まで練習。そのあと、今年もおつかれのあいさつを友人とする。つまんだ唐揚げおいしい。話している声を聞きながらふかふかのソファでうとうとする。楽しかったなあーーと今、思い出している。友人も、今年のはじめにあったことを3年くらい前のことだと思っていたらしい。わからなくもないよ。
今も死にたいって思うことある?と尋ねられる。あるよ。
自分がそう思うのは、なんともない(わけではないけど普通のことだと思う)んだけど、大切な人がそう思うのは何だか心が痛む。
生きているのは運が良かっただけだと、この頃は思う。

日曜日
朝は会議。大根などもらう。
昼から少し出かける。その前に、ニュースを見ていて、とあるアイドルが死んでいたことを知る。随分前になるけれど、苦しそうな思いを吐露していたのを見かけて、しばらく頭から離れなかった人だった。真相はわからないけど、苦しかったのは本当だったんだろうなとは感じた。

夕方、思いがけず、ゆず湯に入る。
ひとりでお湯に浸かりながら、ゆずを2つ同時に沈めたら、どちらかが早く上がってくるのかなと思って沈めてみる。速度は同じだった。ゆず湯良かったなあ、楽しかったなあーーといま、思い出す。
土曜日の夜も良かったし、Happy Time! という思い。みんなが優しいから生かされている。

『ar 2021年1月号  I am so in love』

ar 2021年 01月号 [雑誌]

ar 2021年 01月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/12/11
  • メディア: Kindle
ar、日本でいま一番可愛い雑誌だと思う。
この完璧な可愛さの表紙に「色々あったね」って脱力するようなあおり文が添えられてるのが好き。
ar前は火照ってるイメージだったけど今はクールらしい。それをあらわすニョロモンっていうワードはあまり好きじゃないけど。
とにかく可愛いし、現実から手が届く可愛さなのもいい。
明日から一週間、怖いけど時は流れていくね。