本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

ナチュラルに擬態したロマンス

仕事おさめ。昼から晴れていい気候。
しかし、朝から職場ですごく嫌なことをされる。すごく失礼なこと。むかつく。
機嫌斜めに歩いていると、先輩とすれ違う。そのまま話を聞いてもらう。仕事の悩み、今年のまとめ、去年の思い出、恋の話、演劇の話など。
去り際、「あなたが居てくれて良かった」と言ってくれる。Me too,so much! と返事をする(I think so,too! は思い浮かばない語彙力)。
来年の抱負として、素敵な三十代になる。と言ってみる。来年のことを考えられるだけ例年よりポジティブ。

昼は別の先輩がお話してくれる。ロマンスについて。私は、以前職場で年下の女の子から「あなたはナチュラルに擬態したロマンスです」と評されたことがあり、その話などする。
先輩が最後に「あなたは最強」と言ってくれる。それが褒め言葉でも褒め言葉でなくても、どちらでも嬉しい。この人がそう表してくれたことがとても嬉しい。

朝は最悪だったけど、お世話をしてもらって気持ちがしだいに優しくなる。人に恵まれている。


〈でも、本当はどこかで「もっとフラットに恋の話がしたい」と思っていて、そのことに気づいたのは最近。〉
(POPEYE 1月号より)

『POPEYE 2021年1月号 ガールフレンド。女の子って、どうしたら喜んでくれるんだろう?』

この特集を見ると買ってしまう。そのへんの女性誌より可愛いんだよなあ。
色々なお店の写真を眺めながら、去年、東京で遊んだの楽しかったなー。と思い出す。おもしろい店はたとえばそこが香川県にあれば「おしゃれな特別な空間」になってしまうんだけど、東京にあるから「街並みの中のひとつの景色」として目立たなくて、誰も関心を抱かず通り過ぎていって、窓の外にはつまんない都会の雑踏があって、そういうのがよかった。旅行の代わりに雑誌で東京。
うちにあってまだ読んでいない気になる本も載っていて、この機会に明日から読んでみよう(かな)。