どんな話のはじめ方だと自分で思ったけれど。
疲れて我慢してとげとげになった私。がいるとしたら、そんな私の棘をやわらげてテニスボールみたいにしてくれる存在もいるんだなあと思って話した。一緒にいるとテニスボールみたいになるんだよって。
漫画の『こどものおもちゃ』でそんな話あったよね?ウニがマリモみたいになる例え。
27日
桜が満開といっていいほど咲いている。練習のあと桜の下で写真を撮る。
お昼は朔日のカレーを食べた。おしろのまちの市のチラシをみつける。行きたい也。
そのあと散歩して桜を探して、街中の小学校の校庭に咲いた花を見つめていた。
街を歩くのは怖いなあと思うときがあるんだけど、だんだんと平気になっていきたい気持ちもあって、社会復帰を目指したい。と話したら、話を聞いてくれていた相手が、(自分は)ケースワーカーかな?と言っていた。たしかに。
夜は友人とごはん。なんだかいい話になりそうな話を聞かせてもらう。みんな幸せでいてほしい。
28日
練習に行きたくない。でも行くよ。
行事の準備したくない。でもするよ。
わたしを褒めてくれ。わたしは黙々とはできないんだ。
そう思っていたら、「毎週成長してると思うよ」と不意に言われてあやうく泣きそうになる。テニスボールを超えて水ヨーヨーみたいになってしまうから、不意にやさしくしないで。
夜はなんとなく、孤独を求める。ひとりで文章を書いたり、写真を切って貼りたい気持ち。何かを作りたい気分。
〈春が終わり夏が訪れ桜の花びらが朽ち果てても〉
秋があって、冬が過ぎて、もう春も終わっていくんだね。
あとは夏だね。
柵のむこうに咲く小学校の桜を見ながら、こういう話をした。
のを、この歌を今日聴いて思い出した。
〈桜の花びらが朽ち果てても〉私は元気だといいし、楽しいことがあるといいなって思うよ。