本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

ずっと燃えている

21日
前日、職場用のサンダルを新しくした。
New Balance!うまくバランスとってゆきたい。
そのまま仕事部屋の大掃除をする。埃を吸ったのか、のどが調子悪くて仕方ない。
ここを病院の診察室みたいにしたい。
人がくれた落書きやメモを引き出しの横に貼ってみる。そう、前の職場ではこんな感じだったなあと懐かしくなった。 

「なんか今日は落ち着いとるなあ」と上司に言われる。見かけがですか?と聞くと、雰囲気らしい。嵐なんだけどな。

年下の女の子の悩みを聞く。
「相手が変わってしまったわけじゃなくて、同時並行で進められないだけで、その用事が終わったら帰ってくるよ」と、言ってみる。人間、5回くらいまでは戻ってくるよね。どこかへ行っても。

いつもだったら、することをしない。なんだか疲れていた。イヤイヤ期なのかもしれない。
練習に行きたくない。練習する意味を見失っている。本質は分かってるつもりだけど、練習したってしてない人とおんなじだし、みんな好き勝手にしてるんだから私だって好き勝手にしたいなって思う。
そうじゃないってわかっているんだけど、そんなふうに思ってしまう。

「僕たちはギブアンドテイク。だけどやられたらやり返す」と職場の人が話している。
そうだ私だってやり返しちゃえばいいんだ。と片隅で思った。


22日
大掃除を続ける。
「元気ですね」と言われてむっとしてしまった。こころ狭い。
仕事部屋に新たな書き置きが残されていた。なんだか懐かしくなった。そう、前もこんなことあったよ。
そんなただの日常なんだけど、心が乱れる。
夜は思いがけず、がっつり練習してしまう。がっつりするのが好きなんだと思う。
後輩がやってきて、嬉しい報告を聞く。
そして、ご飯に誘ってくれていた先輩の約束をお断りしてしまう。つらい。

23日
のどがとても調子悪い。まずい。
仕事はつつがなく終わって、他人との交流もいい感じ。年上でも年下でも声をかけてくれる人がたくさんいてくれて幸せ。
ただやはり、心は乱れる。咳が出る。まずいなあ。
だから?と聞かれた。
だから、と思うことはあっても、だから?と聞かれたのは初めてで、答えられなかった。

夜に電話していた相手がちょっと冷たくて、でもその無意識の冷たさがあるから保たれているバランスがあるんだと思った。

ところである人の文章に私が出てきてるよ、と職場の人が教えてくれた。書いてある気持ちは嘘かもしれない、と疑ってしまう自分もいるんだけど、嬉しかった。

異動した先輩から連絡がくる。ずっと私も連絡しようと思ってた、ほんとに。

24日
冷めるようなことばかり言ってごめん。
と言われた。
「ずっと燃えてる」と答えた。
私は私なりに、少しずつ前向きになっているつもりだ。
しかし、のどの調子が治らない。

午前は練習(を見るだけ)。見ているとやりたくなる。夕方は公園で少しだけ散歩をした。
夜はひさしぶりに涙が出た。

HERO『堀さんと宮村くん』

あるきっかけがあり、アニメを観た。(ホリミヤではなく堀さんと宮村くんのほう。)
普通にいい話だった。
「私たちは他人には見せない時間の共有者になった」という言葉が印象的だったが、どうやらそれは『ホリミヤ』のアニメのほうらしい。でも私は『堀さんと〜』のほうがスキ。