本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

五日間の休暇(前編)

1日
朝は練習。体力の回復を感じる。
ミスドを食べたくなってドーナツ選んでいると、前の職場の人と再会した。
夕方、海を見に行くはずだったが天気が荒れていてやめにする。雑貨屋さんに寄るとヤマダ君と店長さんがいて、グミをもらったのでガムでお返しした。

2日
最近アルバム(データではなくリアル)を作っていて、朝は写真の整理をする。なんだかいい感じ。
家族に荷物を送る。
午後は練習。疲れるけど今日はやる気がある、珍しい。先生、御年87歳らしくてすごい。
夜は思い立って、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観に行った。
ひとりで映画にいくのはとても久しぶりのことだった。観る前はなんだか不安で怖かったけど、思いがけず良かった。アスカに関する場面で、何度かぐっとくるものがあった。
宇多田ヒカルは天才。

宇多田ヒカル『One Last Kiss』

初めてこのPVをフルで見たとき、ドキドキした。劇場で流れてきた瞬間はもっとドキドキした。

3日
人のいないところへ出かける。
出かける前はいつも怖い。なにか起きたりしないかとか、気まずくなったり辛くなったりさせたりしないかとか。
でも実際はそんなことなくて、それがかえって怖いけど、嬉しくてそれでかまわないんだって受け止められるようにもなってきた。

4日
朝からお風呂に浸かる。すごく気持ちがいい。
花や緑をたくさん見る。
人のいないところでソフトクリームなど食べる。
帰るとき、まったく辛くないけど、とっても寂しくなる。

本を読んでいて、本を読むとき自分はひとりきりの世界に居たがるものだと思っていたけど、それだけでもないのではと気づく。
何かを待っているとき、誰かを待っているときにも本をそっと開いている。
誰かがそばにいるときも、本を開くときがある。それはみんなの前ではなくて、家族くらい心を許した人なんだと思う。いままでに3人くらいいた。

いつもどこかで、本を閉じたときにはその先に誰かが居るのを知っているし、その人のことも思いながら本を読んでいるのかもしれないと、この日思った。

あと一日練習、そのあとの予定は未定。