本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

はがれる

26日
仕事のあとタリーズで、22時まで作業。

27日
練習。ハロウィンのお菓子をいただいた。

28日
海を見る。波打ち際っていいよね。海岸でフォトウエディングをしているふたりがいて、すてきだった。
シュークリームを買って帰る。
夜は練習。練習のあと連絡がくる。待ち人が帰ってきた。

29日
朝、突然に連絡があり、離れていた人が戻ってきて少し心乱れる。本当は何のために来たのか知りたい。ぱっときてぱっと帰っていく。

夕方、ある人と話すことができて、
ここ最近ずっと心に引っかかっていたことが一つの終わりを迎えた。
自分はもっと何か、取るべき手段があったのかなとか、どうしたら良かったのかとかずっと考えていた。
最後ではないけど、こんなに頻繁には会えなくなる最後に、言葉を交わせて良かった。

夜は電話をする。

30日
朝から夕方まで練習。
練習も、二ヶ月かけて取り組んでいたことが一旦終わってほっとした。
夜は電話をして、昨日あったことを聞いてもらう。
「あなたが考えて決めたことならそれは間違いではないと思うよ」とその人は言ってくれた。

31日
習い事の行事がある。これも、相談を受けていたことがあって(続けるか続けないかで)明確な答えは出ないけど、道筋は見えたように思う。
練習練習、ひたすら練習!疲れた。

さまざまな物事がうごいて終わって、また新たな局面をむかえる感じ。ちょうど去年の今頃も、こうして生まれ変わる時期だった。
そしていまどこかで花火の音がきこえている…


〈ところで、月光による自分の影を視凝めているとそのなかに生物の気配があらわれて来る。〉

梶井基次郎Kの昇天―或はKの溺死』より)

わたし、梶井基次郎の作品の中でもこれがめちゃくちゃ好きなの。『檸檬』や『愛撫』でいつも忘れてしまうけど。
絵本が出たので買ったけど、文章だけで読んだときのほうがより広がりがあったと思う。