13日
夜、本屋でプレゼント買う。
14日
友だちとご飯を食べる。みんなのことは好きだし大切だが、なんかつらかった。
あまりにも年月が流れすぎた。なんでもなかった頃のほうが楽しかった。
そして、嫌だなと思うことをされて嫌だった。車の中で泣いた。
悲しいとか嫌だとか苦しいとか、うまく伝えられなくて、ひとりきりで消化しなくてはいけない自分がデジャヴで嫌だった。
15日
昨日のプライベートもつらかったし、仕事もつらい。朝からテンション最低。私のことなんだと思ってるのか、周りのみんなに聞きたかった。
夜は練習。先生がプレゼントくれた。練習のおかげで少しリフレッシュ。
昨日の友人(のうちのひとり)から連絡がくる。その子もつらかったらしい。過渡期の人間が集まると誰かが苦しむのかもしれない。
16日
仕事つらいけど今日で今週終わるしがんばろ〜で乗り切る。仕事自体は、けっこうコツコツ終わらせている気がする。
夕方、年下の子がたくさん話を聞かせてくれる。人のことだから冷静に考えられるけど、自分だったらと想像すると、その子はけっこう悲しかったんだろうな。
一緒に栗きんとんきんつば、食べた。
夜は髪をちょっとだけ切った。
最後に、一週間、たまっていた悲しさをぜんぶ聞いてもらう。たくさん涙が出たが、すっきりした。
これからいろいろして、明日は早起き。
浅野もね『ありがとう、昨日までの彼。』
インスタの投稿を見ていて、更新をずっと待っていた人。更新再開どころか、本にまとまったと知り驚いた。
読みながら、一緒にいることも離れることも怖くて仕方がない、という感情を思い出した。知らない人から電話がかかってくる絶望も思い出した。
当時は本当に、怖くて仕方がないほど好きだったんだと思う。離れたら二度と戻れなくて、自分が自分でいられなくなるような気がして嫌だった。
でも、心のバランスが取れなくなるような関係はどこかで何かがかけ違っているのだと思う。今では。
楽しかったけど全然幸せじゃなかった。
私は自分の中にいた泥々を、たぶん最後までは表現しきれない。きちんと描ききったもねさんはすごい。幸せを願います。