本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

それでいいはずないよ

19日

夜、再来という中華料理店でご飯。一週間が早い気がする。

 

20日

夜、練習。真面目にする。『誰そ彼ホテル 』というゲームに最近はまっている。

 

21日

とある資料の内容があまり良くない、というような声を聞く。なんでもなければ同じように感じると思うのだけど、自分も作成に携わったので、作成側の苦心も知っているぶんちょっと悲しい。

21時まで仕事した。忘年会の話が出て楽しみ。

 

22日

朝、練習。家に戻ってから出かける。坂出へ。けっこう楽しかった。そのまま宇多津で夜の海を見て、ブブカーネで夜ご飯。

心身の調子が良くて健康的な一日。

 

23日

朝から高松港へ。きのうとは打って変わって疲れがある。睡眠不足かな?と思ううちに、どんどん情緒が不安定になった。

望めばすべてを与えてくれても、自分が何を求めているのかわからなくなって、すべてがただ自分のわがままを通しているように思えて苦しくなる。

なんだか消えたくなって言ってはいけない言葉も口に出した。消えたかった。

 

言葉にしてしまうとますます、自分は本来そういう人間だったんだと思い知らされるような気がして悲しくなった。

聞いていてくれた人が「もしこちらがそう言ったらどう思う?」と尋ねてくれる。

「元気になってほしい」と答えると、「こちらも同じだよ」と言ってくれる。

そんなことは分かっている。そんなことは分かっているけど私が言葉にしたのもあなたは分かっていて、それでもあなたは優しくしてくれる。あなたは私ととても違う。

私は、どうしてこんなに不安なんだろう。ただ日常を受け止めて明るくいればいいのに。見えないものにこだわってすべての感情や行動の意味を知りたがっている。

私の思考が様々なことをもったいなくしている。そのことも分かっている。

でもどうしても自分のことを認められない。だから、自分に対する他者の感情も信じきれない。信じきれないことで失ったときのための保険をかけている。

「ずっと(あるひとつのことについて)悩んでいるね」

という話になる。

「最初のほうはこんなんじゃなかったでしょう」

「でも、そういう面を知ってからの今までもあるから」

そう、私は自分のすべてをひらいた。そしたら堰を切ったように隠していたものが溢れて、いつまでも溢れている。

「それは治らなくてもいいと思う、それがあなたの性質だから」

そんなことないよ。これでいいはずないよ。いつかこれで全てを失う気がする。

 

でもそのまま悲しんでいても仕方がないので、とりあえず再度出かけて小籠包をテイクアウトした。夕暮れの公園に座って少し過ごした。帰宅して『名車再生』の録画を見ているといつのまにか眠ってしまって、仮眠でやや元気を取り戻した。

 

〈心あたたかであること、笑うほど寂しいことはないでしょう?〉

(yama『色彩』)

色彩

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耳あたりのいい声質なので、落ち着いて車を走らせたいときにちょうどよかった。

幸せなときほど幸せが怖くなる。