なんとなく気持ちが落ち着かない。まだしばらくはこのままで。
短歌とかよみたいな。人の作ったものを見るたびそう思う。
胸がしびれるような感情が久しくなくて。絶対にそのほうがいいのだけれど、ねじれた孤独も重たい恋もいつか詠えなくなるのだろうか? と、ひそかに恐れる気持ちがある。
10日
することが多くて色々試みるけれど、いまいちパッとしなかった。結果の出ない日。
11日
夜、練習。年賀状の返信がきた。
12日
夜は練習。子どもの対応って難しいね。
13日
夜、近所のお好み焼き屋へ。めちゃ美味しかった。なぜもっと早く行かなかったのだろう。
何となく不安な気持ちに襲われる。
14日
仕事。合間に読書。
帰りに髪を切った。読んでいた『an.an』に上野千鶴子さんの記事が載っていて、学生運動をしていた頃のエピソードに衝撃を受けた。(類似する内容は検索するとたくさん出てくる)
ママ向けの雑誌も読んでみたり。昔はとても遠いものだと思っていたけれど、年齢を重ねた今では、掲載されている人たちは皆同世代だし、何もかもが分からないわけでも、ない。
夜はグッドネイバーズコーヒーで夜カフェ。TSUTAYAにも行った。明日を気にせず夜更かしするのは楽しかった。
15日
移動などで一日中どたばたしていた。洗濯機の蛇口を締め間違えて、ものすごい水鉄砲を浴びた。
三日間……、という言葉があって、変わったなあと思ったのだった。
16日
半休とって、午後仕事。午前中休んでしまうともう行きたくないの気持ちになってくる。午後は早かった。
麻雀が出てくる物語って素敵なことが多いよね。まあ、『アクロイド殺し』くらいしか知らないのですが。
伊坂幸太郎『砂漠』
職場の人がおすすめしてくれて読んだ本。話の七割、麻雀していた。
春夏秋冬で大学生活が進んでいって、夏から少しシリアスになる。(しかし鬱蒼とした苦しみは少ないのが良い)
「春」が一番好きだなー。鳩麦さんいい女だなー。東堂は昔の柴咲コウで再生されるなー。
この本を教えてくれた人が食事会のときに「豪放磊落」というお酒をずっと飲んでいて、「豪放磊落!っていう響きが何かいいよね」と語っていた。
その後、この本を読んでいたら「豪放磊落」という言葉が作中に登場して、ひとり、おおーとなったのだった。(そういう意図があってお酒を飲んでいたわけではないらしいのだが)
よんだ歌
〈ふたりだと笑って生きる気がしつつ生まれてはじめて水浸しになる〉