職場の本好きな人と、あなたが仕事辞めたらわたしも辞めるわ〜みたいな話をしていたら、「一緒に本屋しますか?」と提案された。
それもありかな。と思った。本屋になりたいって、もうしばらく考えても願ってもいなかったけど、わたしではないあなたのようなスターが居てくれたらちょっと現実的かもしれない。裏方は全部するから。
5月30日
紫陽花が咲いていた。
紫陽花を見ても哀しくならない身体になってしまった。私の中の細胞はだいぶ入れ替わったのかも。でも、紫陽花が咲いているのを見るといまも、いまでも、特別な気持ちが生まれてくるような気がする。
来客がこぼす愚痴を聞いていて、愚痴だったのにいつの間にかシチューにご飯って合わせる? みたいな話をして、いつも相手が思う十倍でものごとを想ってしまうんですよね……みたいな話をして、最終的に何を話しているのかよくわからなくなったけどそれはそれで楽しかった。
夜、夫は顔が死んでいた。たぶん心も死んでいた。詳しくは教えてくれなかったけど。
夫から「自分は、どういうふうになればいいと思う?」と聞かれて、
「生きていてくれたらそれでいいよ」と答えた。仕事の話なんだと思うけどそういうふうにしか言葉が出てこなかった。
5月31日
思うようにいかないけど、与えられた条件の中で生きるしかないしな……と思う。
ストレスを分散させればいいよというアドバイスを聞く。
mbti診断何ですか?と尋ねられる。infpです。職場の人にも診断してもらうと、私が当てはまらない回答にどんどん当てはまっていって面白かった。「見ただけで人の気持がわかる……わかるわけない」と言っていた。わかると思う私は口をつぐんでいた。そしてその人は主人公だった。
夜はお寿司。夫は少し復活していた。そしてクレーンゲーム。ドラマの9ボーダーズ。
6月1日
朝、習い事。土曜も練習するのはそろそろラスト。帰宅して昼寝する。
何もしてなくて、このままではいけないな……と夕方からスタバに来た。(困ったらとりあえずスタバに行くと何かが満たされる気がしてしまう)
横の席にたまたま同僚がやってきた。そんなことある? 仕事(作業)している人の隣って話しかけて良いのかな? でも近くに来た(いる)しいいのかな? と悩む。そんなことが、金曜日にもあった。
土日が忙しくてなかなか気が休まらないのだが、時が早く流れていくのは自分にとっていいのかもしれない。悩まなくていいから。