本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

手作りの本、指先の星、目の前の夏休み。

髪をばっさり切って、爪をGalaxyに塗ったらなんだか夏がますます夏になった。だんだん楽しくなってきた。

ソフトクリーム食べたり好きなだけ漫画を読んで過ごしています。

 

最近あったこと

・日記書いてるんだと話すと、「私も書いてます。やっぱりメンヘラは日記書くものなんですね」と言われた。たしかに、平安の世からそうだよね。

 

・懐かしい人が職場へ遊びに来てくれて、

「この前昔の日記を読み返していたんですけど昔の私、頭おかしかったですよね?」

「おかしかったよ? そういえばドアポケットに貝が入っている……みたいなこと書いてたよね?」

という話をした。

 

・そんな、頭おかしい時期からずっと書いていた日記と、夏だけ書いていた詩を集めたコピー本を作って、文学フリマ香川に出た。場違いな気がして憂鬱だったけど、あとから思えばすごく楽しかったしみなさん優しかった。

こんな感じで出しました。

日記を読み返していると、精神を病んでいたことがよくわかって怖かった。そしてそれがやわらいでいくのも、今ならわかった。夫に出会った頃から緩和していったのだと私は思っている。ありがとう。これを見せるのは、もっとずっと後になると思うけど。

詩は一年に一度だけ、夏の終わりから秋にかけて作っていた。なんで夏? と聞かれるけど、夏が苦手だから、夏が怖いから、夏に心がたくさん動くから。なのかもしれない。また詩を作りたい。

文学フリマで藤井さんと数年ぶりに再会した。

「この文学フリマは本当に結構な人数落選してるから出てるのはすごいことだよ」みたいなことを藤井さんに言われて、確かになと思った。機会に感謝。すべてのみんなに感謝。

隣の席の人たちもすごく優しくて、ありがたかった。居心地が良かった。

 

なんかね、ポリ裏ブックバザールを思い出したの。あれもすごく楽しかった。ただ一度きりの思い出。

 

・バケーションに行っていた人からおみやげをもらった。うれしかった。

 

・過去の日記を読み返したせいか、忘れかけていた記憶が亡霊のようによみがえってきて少し困った。トラウマもあるし、忘れたいくらい魅惑的な思い出もある。あらゆることを思い出す、私だけが。ぼかして書かれた日記はパスワードみたい。

 

・暑すぎて、西日が強すぎて、130円で毎日いのちを買ってるんだなって思う。自販機の前で。

 

・言葉を残したいけど、残さないことを選ぶ日もあって(別に何もなくても)、日常を味わっているうちに時が経っていく。夏が終わるまでに私は何かが変わるだろうか。夏が終わる頃に、変わってほしくないものはそのまま有ってくれるのかな。

 

・「ザ・ファブル」を一気読みしました。最高でした。生活で交わされるすべての会話が世界の裏側にある秘密のように思えてしまうし、日常にある道具がとてつもない威力を秘めているのでは?とワクワクしてしまいます。