本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

再生する

忙しい一週間だった。疲れていたのか、不注意でたくさん怪我をした。三つ貼っていた絆創膏がようやく一つに減ったのが今日。

 

消毒を恐れる私に、

「最近の消毒液は痛くならないんですよ」

と、救急セットを貸してくれた人が言ってくれた。消毒液もすごいけど、傷を受け止めるのが自分だけではないということにも安心を覚える。

これも疲れているからなのか、久しぶりに感情が大爆発した。受け止めてくれる夫には感謝しかないです。泣きすぎて目が腫れたので次の日は一日サングラスで過ごした。

ようやく色々と(心も体も仕事も)落ち着いたので、カフェを新規開拓したり本屋に寄ったり1日寝たりマッサージ受けたりスタバでチーズケーキ食べたり、と自堕落に過ごした。

カフェで岡本太郎の『孤独がきみを強くする』という本を読んだ。

「三十にして自立し、四十にして不惑」というようなことが書いてあった。四十になったら自分の顔に責任を持つ。つまり、確固たる自分を持つ。

あと六年猶予があると思うと、なんとなく救いもある気がする。岡本太郎が、僕は三十台からなんか落ち着いてきたわ、みたいなことを書いていたのを昔何かで読んだ。この本かな?

カフェのオーナーは以前別のお店にいた方で、そのころの私は信じられないくらい病んでいたなとご飯を食べながら思い出していた。(オーナーは優しかった)

そのころあった傷と同じ場所に、先日なぜか傷がついていた。なぜかは分からない。いつできた傷なのかも分からない。その場所に傷があるだけで胸が少しざわざわする。でも、数日を過ぎてだんだんと傷は薄くなってきた。あの傷跡を一緒に見たあの人は今何してるんだろう、など思ったりした。

 

あまり話してなかった人と偶然話す時があって、「私、避けられてますか」と聞くと

「逆にこっちが聞きたい」と答えられた。

そう、本当は避けてます。あなたのことだけではないです。人が嫌なのではなくて、人といる自分が嫌なのかも。上手に遠ざけて上手に一緒にいたい。他人の皆さんと。

 

すごく久しぶりに話す人もいた。名前を呼ぶと「覚えてるの!」と喜んでくれた。覚えてるよ。

 

やらなくてはいけないこと、まだあるので、もうしばらく頑張ります。