本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

春と修繕と珈琲

昨晩、家族が出かけていて、ふと一人になる時間があって、ずっと散らかしていた部屋を片付けた。

洗濯も何回もした。髪のトリートメントもした。もう着ない衣服も分けた。

日記も書いた。

やっと暮らしを少し修復できた。

一人にならなければできないこともある。私の場合は。

 

サイトウコーヒー(お店)さんが開催した「修繕とコーヒー」という催しに参加した。

前々から、サイトウコーヒーに行ってみたいねと知人と話していて、たまたま行ける日はこのイベントがあるらしく、参加を予約し、じゃあ直すものを各自、家で探してこよう……と約束して知人と別れた。

本当は欠けたカップを直したかったが、材料がなくて諦める。母が縫ってくれた袋が破けていたのでそれ等を持っていく。

裁縫には苦手意識がある。きっちり裁ったり、測ったり、縫ったりすることができない。

だから(?)裁縫道具をこの前捨ててしまったところだった。あわてて百均へ針と糸と布を買いに行った。何をしてるんだ私は。(でも同じ店の道具を使っている人けっこういて嬉しかった)

 

もくもくと、ときどき話しながら、物を借りたりしながら、あまり知らないみなさんと場を共有し作業した。

人と人のあいだに、修繕するものや、コーヒーの湯気がはさまれる。近くも遠くもない空気で過ごす時間が良かった。

修繕できると「壊れるかもしれない」「捨てなければいけないかもしれない」という、はらはら、不安が減る。また使えるのが嬉しい。

金継ぎセットがあり、欠けたカップの話をすると貸しましょうかと言っていただいたが、家ではたぶん作業しないのでまた次回に…ということになった。

一人ではおっくうでも、出かけて、誰かとならばできることもある。

 

帰りにお土産をいろいろいただいた。ミモザかわいい。

今日はとても春という感じの気候だった。

春が来てしまうと、一緒に行った知人(マブですよ、と彼女には言ってもらったが)とはもしかしたらお別れかもしれない。

でも修繕とコーヒーがある場所にはまた行くので、そこでまた会えるね。