本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

どこから?

あることについて考えるとき、どこからどうなって今に至っているんだろう? と疑問がわく。自分の日記を過去から読み返す。………わからない。わかるのは日記が途切れながらも続いていて、そして、短いように思えても長い期間を経て今の私があるということ。

 

とりとめなく書くよ。

苦手だけど、話せばいろいろ話が弾む人。友達のような口調で話しかけてしまう人、苦手と話せるは別みたいだと気づく。

昔気まずくなった人、話すたびに心の底では、また話せるようになって良かったなと思っている。過度に期待しないということができるようになった。心に普段いないけど、ときどき思い出すと楽しく過ごせる。

気持ちが悪い、どこかで腑に落ちないことを他者からも見透かされているような気がして恥ずかしくなる。気遣うようで、ねえそれっておかしいかもよ、って言われているようにも感じるから。たぶんあなたが正しい、でも私も最善を尽くしたいの。

あなたたちの純粋さが嫌いだ、もっとあなたたちも自分のことを嫌いになって。自分たちのおかしい部分に気づいてときおり人から遠ざかってほしい。みんな誰かから見るとおかしいし、あなたたちのなかで私はおかしくありたくない。

 

君はずっと寝ているの。

日々は幸せだけどときどき寂しいよ。

 

人人人、人のことばかり考えてしまう。人なんて嫌なのに。

 

藤原道綱母蜻蛉日記

『光る君へ』を観て、この人が気になって、読んだ。

三十日間あるなら三十夜を一緒に過ごしたいと伝えたら、君みたいな人のために閏月があるのかもね。と答えるところが好きだった。

誰かのことを「待つ」文学だなぁと思った。私、太宰治の「待つ」が好きなのね。それを読んで以来、誰かを待つ物語を見ると気になってしまう。蜻蛉日記は日記だけど、「待つ」ことの遣る瀬無さが痛いほど伝わってきたよ。千年も前の日記を読むことも、千年も前の人の気持ちに共感できることもすごくない? すごいと思う。文学が。

 

突然休んでどこかに行きたい。そして虚無になってまた日常に戻りたい。

 

ジレンマ

ジレンマ

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さざなみる

4/22

花とゆめ』を探しに行く。2店舗売り切れていて、他店のものを取り置きしてもらえることに。書店員さんに感謝!

 

23日

花とゆめ 2024年 10・11号』買う。

望月花梨さんのイラスト載ってたーーーーーーーー!!!!

そんなことある? 令和のこの世に?

めちゃくちゃ感激した。生きててくれてありがとう望月花梨望月花梨の作品みんなに読んで欲しい。電子版で読めるから!!読んで!!

普通に絵が現代ちっくになっていて感動した。スイッチ……!!

付録良かった………。日高万里まだかな……。佐々木倫子も………。私が好きだったのはモリエサトシ……福山リョウコ……。

好きだった花ゆめの漫画のはなししたいや……。

 

 

とても何もかもスムーズで、そうしたのは自分なのに、自分の望むとおりになったらがっかりするのやめたい。ネガティブもクールも貫けない。

 

24日

朝、お茶を買う人に出会い少し話す。

夜、後輩とおすし。後輩、失恋したけど少し元気になってた。幸せになってほしい。

 

関係ないけど私、仕事めちゃくちゃ頑張ってる。そして今期はわりといろんな人が最初から関わってくれて嬉しい。

仕事は楽しいが明日仕事行きたくない。二日くらい休みとって消えたい旅に出たい(情緒むちゃくちゃ)。

 

 

霧のピクニック

4/18

習い事の先生に、練習の回数を減らしていいですか?と相談した。ついに言ってしまった……。

仕事は、なんとなく内にこもりたい日だった。しかし、同時に三人の来客が訪問してきたりと面白いこともあった。

敦賀にある『ちえなみき』という書店を、職場の人から教えてもらった。

 

19日

職場の健康診断でレントゲン検査があり、妊娠の有無に無しをつけた。後ろに並んでいた先輩に、

「うまく行かないときってないですか?」

と尋ねてみた。別の話題で話がそれて答えが来ることはなかったけど。

人にアイスとアイスコーヒーをあげた。

夜は夫と焼き肉を食べて、本屋の本を眺めた。専門書の多い本屋って面白そうな本がたくさんあっていいな。わくわくする。

帰宅してコナンの映画を観る。(黒鉄の魚影)全然関係ないけど迷宮の十字路が観たくなった。あれくらいのテンションがいいな。魚影は要素もりもりでオーバーヒートしちゃう。

 

20日

朝、午後、練習。「元気ないですか?」と聞かれたけれど、もともとこういう人間なのかもしれない。教える子どもも減って、怒ることも少なくなったからかな。

夜は昔の職場の先輩とご飯。先輩は、短期バイトを始めたらしい。新しい経験が増えるのは良いことだと話していた。尊敬します。私は失うことばかり考えてしまうので。

夜、夫と明日の予定について話す。

「じゃあお弁当を作って島に行くか、ハイキングでもしよう。」

「OK」

7時頃起きようと約束した。

 

21日

7時、雨である。

「家にいようか……」

「お弁当作ろうか……」

とやり取りしたあと、とりあえず夫がお風呂に入っているうちにお弁当の用意をする。あるだけの材料で。

新玉ねぎ、ピーマン、ウインナー、卵、ツナ缶、ご飯。炒めたり焼いたり。(写真はない)

私のお弁当箱はあるけど、夫はお弁当箱がない。タッパーに詰めるの難しいよ。

 

雨の中、島に出かける気持ちではなかったので、峰山公園に行くことに。

公園に行く前、まだ9時半で

「もしかして今ならゆめタウン空いてるんじゃない?」と言ってゆめタウンを経由してもらう。

まだ開店していない店舗があったりして楽しかった。ゲームセンターでぬいぐるみを取った。近くにある売り場のぬいぐるみを見たら金額が万単位だったので、はたいた金額は正しい消費の仕方だったのかもしれない。

 

「こんな雨の日に…」

「山に来てしまったね…」

と、言いながらたどり着いた峰山公園。

雨はほぼ止んでいたが、霧がたちこめていた。車を停めて、中でお弁当を食べた。かまいたちのラジオを聴きながら。

食後、公園内を散歩する。

本当は『峰山往来文庫』を見たかったのだが、私の行ったときは開いていなかった。ざんねん。

藤とツツジがきれいに咲いていた。最近、ツツジの良さがわかってきた。昔は少し怖かった。彩度が高すぎて。

雨のピクニック、意外にも我が家以外の人たちもいた。霧の公園では内緒話も行われているのかも。

人が少なくて過ごしやすかった。湿度も思っていたほど無くて、涼しくて良かった。雨の日のピクニックも意外と心がうるおうものだと知るのだった。

 

峰山公園を後にして、高松オルネに行ってみる。小さいゆめタウン、あるいは小さいイオンだった。思っていたより活気があって楽しそう。TSUTAYAのラウンジもいい雰囲気。しかし人が多いし知り合いも多くて疲れた。

帰りは西宝町にできたSTARBUCKSでコーヒーを買う。ついでにグラスも買った。

これから早めのお風呂に入ってご飯を作る。

 

宇多田ヒカルSAKURAドロップス(2024mix)』

SAKURAドロップス

SAKURAドロップス

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なんか耳がうわ〜〜んってなるの!もしかしてリミックス曲も、けっこう変わってるのか!SAKURAドロップスの終わり方と、COLORSは良かった(オリジナルが、好きだけど)。

 

 

今週のお題「お弁当」

どこまでひとりでできるの問題

4/15

忙しかった先週と打ってかわって、仕事が凪のように落ち着く。それまで不安定だった自分の気持ちもどこもなくやわらいでくる。このままでいけるかも、と思う。

強い光を放つ人を目の当たりにすると焦ってしまう。自分はできるつもりでも全然できていなかったのかも、とか考えてしまう。人と比べるための私ではないのに。

今週は早く帰れるかも……と思いきや、軽はずみに足を突っ込んだ仕事が思いのほか沼で、めちゃくちゃ残業する。帰宅すると夫がご飯を用意してくれていた。

 

16日

朝、困っていた人に遭遇する(困ってなかったのかもしれないけど)。お手伝いすると、重ねてお手伝いを頼まれた。そして忘れていた要件を伝えてくれて、そっかあの件はまだ活きていたのか、と思い出した。

前に仕事における見解の相違で気まずくなった人と、気まずくなった原因の仕事について再び話すときがきた。でも今のところ大丈夫かもしれない。私も大人にならなくては。

なんだろう、あまり活動的になりたくなくて、今は凪いでいたい。安らかにいたい。激しい私でいることに早くも疲れたのかもしれない。たった少し仕事(など)を頑張っただけで。

でも職場で履いているサンダルは、いつの間にか擦り切れていて今にもベルトがちぎれそう。知らぬ間にいろんなところが摩耗してるんだな。

この日は早く帰宅できた。夫は元気がない。でも、落ち込んだときに家に人がいるのはいいと言っていた。ちなみに私もあることがあってめちゃくちゃ落ち込みました。

 

17日

お手伝いを頼まれて、あとは大丈夫、と言われて立ち去ることに。

……本当に立ち去って良かったのかな?と思い悩み、少し経って様子を見に行ってみる。終わっていなかったので、一緒に作業を終わらせた。

「あそこで帰ったのは本当に正解だったのだろうかと考えていました」

「あれは正解だった、でも、あのまま一人だと発狂してたかも」

行ってよかった。

 

年下の子と恋の話をした。

「振るのってつらくない?」

「気にすることじゃないし、しばらくしたらみんな元気になるから大丈夫だよ」

「告白されたことある?」

「………あるかもしれない。でも、ほぼ、ない……」

気づいてしまった。いつも自分から言ってしまう人生だった。

 

夜、新しい靴を買った。ワンポイントは豹柄。ちょっとだけ攻めた私でがんばるよ。

 

島崎遥香ぱるるのおひとりさま論』

ぱるるに漂うなぞのエモーショナルは何なんだろう? かわいいエモさ。

ひとりというか、我が強いというか、自分がものすごくしっかりある人なのかもしれない。

どこにでもいるようで、どこにもなじまない雰囲気が可愛いのかも。

通院していたことも書いているのだけど、なんか変に悲壮感を出すでもなく、自分の状況、まわりの状況を素直にとらえて記録しているのが良い。

 

 

 

 

素直と隙

4/12

先輩とモラハラの話をしていたら

モラハラを受けやすそうよね。つけこまれそう」と指摘された。間違ってはいないと思います。

帰り際の本当に帰り際、通路で同僚と遭遇する。少しだけ話した。いつもありがとうございます……と素直に言えたのでよし。気になっていた仕事も終わったのでよしよし。

 

今月はずっと残業続きだったが、この日は定時で帰宅して夫とラーメン(渦流)。そして書店とアレックスコンフォートで、友人の出産祝いを選ぶ。散歩も兼ねて少し歩く。風が心地良い季節になった。

夫、絵本を読むのが上手である。初めて知った。彼も初めて読んだらしい。

 

13日

朝と昼は練習。

夕方、友人の家に出産祝いを持っていく。そのまま夕飯にお呼ばれしたので夫と4人でご飯をいただいた。夫同士も友人なので、気が楽。ご飯を食べながらイントロクイズなどして楽しかった。

 

14日

遅く起きて遅い朝食。ツナタマゴホットサンド。夫が宇多田ヒカル出演の番組(with MUSIC)を見せてくれた。

椎名林檎さんについて聞かれて、「素直だと思う」と宇多田さんが答えていた。私もそう思う。だから、林檎ちゃんの書く歌詞が好き。宇多田ヒカルは格好良かった。

ネットで見た週間占いに、あてのない旅をするとよい、とあったので、気まぐれドライブをしてみる。適当なプレイリストを流しながら、曲が変わると道を曲がるようにする。

そしたら辿り着いた先が海だった。初めて訪れるうみべで嬉しい。

 

海辺でドライブを終え、仕事が少し残っていたのでマックで作業する。すると職場の人から電話が来た。あちらも仕事をしていたらしい。陽射しが暑くて頭がぼうっとする。帰りは服を買った。

 

夜、『光る君へ』を観る。

「私は 日記を書くことで己の悲しみを救いました。」

 

大河ドラマ『光る君へ』第十五回「おごれる者たち」より、藤原道綱母の台詞から引用)

作中でこんな台詞があった。

そうね、書くことで癒やされる……救われる。だからやっぱり書いていこう。

春服が着られるうちに、着たいワンピースを来て歩けますように。

 

 

 

今週のお題「外でしたいこと」