本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

桜も金木犀も

ミューズをたてるタイプです。
誰かの存在で文章を書けたり、イメージがわいたりする。

金木犀の香りがして、ハロウィンが近くて、夜が冷たくて、いいかんじの秋。

少しずつ言葉を書いていきたい。
夢をあんまり見なくなった、というか最近は見ても思い出せなくなった。
でもこの前、人と一緒にいるとき急に夢の内容を思い出して、「今日あなたが夢に出てきた」って言った。
私にことばを綴らせる、夢を見させる、そんなミューズさんたちがいる、たまに。

ミューズさんたちはことばも残していく。
「それって見返りを求められるの?」って言われたのが最近の印象深い言葉だった。いろいろ深いわ。

今日は朝から練習で疲れた、ので、ひとりでコーヒーのんでほっとしているところ。お店の壁が青いのがいいなって思う。


きみの て

きみの て


朝から雨が降っていたので、ずっと聴いていた。
桜も金木犀も、春も秋も、雨は花を散らすばかりだと私は思ってしまうけど、持田さんは雨がやがて花を咲かすと歌っていることに今日はっとした。
明日も練習、明日も終わったらどこかで休んで帰ろう。

f:id:ao26:20201017184435j:plain

夜遊がないのは

〈図書館の本は、ほとんど自己主張をしない。どちらかといえば、「手に取らないで」と言っているようにさえ見える。〉

川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる』より引用

ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫)

ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫)

この本よかったナー
このあとに、本屋さんの本はめちゃしゃべってるみたいな文章が続くの面白かった。そしてふつうに川上弘美の文章の、口ざわりがよい。

今日は何ひとつ思うままに行かなかった。
でも、思いきってさぼったらいいかんじのカフェ見つけたのでそれだけ良かった。
余裕がなくなってるのを感じる。誰かに対しても。
焦ってはないけど、余裕がない。夢もみない。
絵を観に行きたい。


最近、ヨルシカとYOASOBIとずっと真夜中でいいのに。が、だれがどれかわからなくなるあるあるがある。(あるよね?)

秒針を噛む

秒針を噛む

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ロック
  • ¥255

ちなみにこの色の名前は、ミッドナイトブルー らしい。

甘える

「ねえ、こんなことを簡単に言いたくはないんだけど、あなたと会えなくなるのは、わたしにとってはかなりきついことなのよ」
村上春樹スプートニクの恋人』より

スプートニクの恋人 (講談社文庫)

スプートニクの恋人 (講談社文庫)

いつもと違う感じの服を着てみる。
職場も、いつもと違う感じに模様替えしてみる。
マイナーチェンジ。
合間をぬってかにわしタルト買いにいく。レモンタルトの冊子を貰えた。うれしい。

午後からばたばたしていて、昼ご飯を食べずに仕事をして、先輩と待ち合わせしてサンドイッチ食べにいくことにする。先輩もお昼を食べずにいてくれたらしい。申し訳ない。
からしが入ってておいしかった。次はオムライス食べたい。

戻ってすぐアポが入っている。
仕事でお世話になってた人(同い年)が突如退職するということで、挨拶に来てくれる約束になっていた。
私がおやつを買ってその人が飲み物を買ってくれていた。チョコバナナタルトを二人で食べる。(しかしバナナが、苦手と知る)
私がずっと話してしまう。私が、そういうことができる数少ない人。いい意味で。
でも前より明るくなりましたよね、と言われる。私もそう思う。というかあの頃は病気だったんだと思う。

あなたがいなくなるの、けっこうな痛手です、と言ったときに『スプートニクの恋人』を思い出した。

この人のように、多く話してしまう人とそうでない人の違いはなにかという話になって、「そうでない人には甘えられない……」と、言ってしまってからはっとする。甘えって言ってしまったし、なんとなく目をそらしていた弱味をはっきりさせてしまって恥ずかしかった。
そして普通に解散した。また機会があれば会いましょう。


〈とくに別れ際に──何を口にすればいいのかわからなくなってしまうことがあった。〉
(『スプートニクの恋人』より)

帰ってきて、疲れていたのかすぐに寝てしまった。

落下するpicture

f:id:ao26:20201013212855j:plain

〈いつも何かが音をたてて動いている──そういう日常生活のなかで、人はときどきぼんやりと放心状態で佇みたくなる。/目の前をひっきりなしにものが動き、そのものの動きにつれて、自分もまた右往左往しなければならない暮らしに疲れ果てる。〉

大庭みな子『鏡の中の顔』より引用

鏡の中の顔

鏡の中の顔


朝、駐車場の近くで鳥が死んでいた。
建物の硝子に激突してしまったらしい。鳥に詳しい人がいるので助けを呼ぶ。
亡骸は埋められず、その人に持ち去られて行った。

最近、仕事で古い本を手にする機会がたくさんある。こんな古いのいらないよ、と思うけど、中を開くと上記のような文章に出逢い、そのまま読みふけってしまったりする。本はずっと生きていて、捨てられるそのとき初めて死骸になるのかもしれない。
あるいは、いつもは死んでいて私たちの手に取られたそのときだけ甦るのかも。

私は先週ずっと立ち止まっていた。


(先週)

土曜日
電話がかかってくる。感情がなくなる。

日曜日
午前は練習。久しぶりに会う先輩と、ご飯を食べる。そのあと、お買い物するというのでご一緒させてもらう。ニコアンドで、ペリカンのコースター見つける。先輩が服を見立ててくれる。
一緒にいたのは短時間だったけどなんかすごく嬉しかった。私のからだのなかで、ばらばらになったものがまた組み立てられていくみたいな心地になる。癒された。


火曜日
友達に、土曜にあったことを聞いてもらっていて、日曜は先輩と一緒に居た時間がすごく楽しくて嬉しかったの、と話したとき急に泣き出してしまう。
そういうときあるよ、って言ってくれる。


(今週)

土曜日
また電話。ふたたび感情がなくなる。
夜は夜で、なんだか変な空気にしてしまって、感情がこっぱみじんになる。

日曜日
高校のころ好きだった女の子と会う。
「一緒に川に入ってほしい」って言ってみると、
「いいよ。一緒に入ってくれるの?」って聞き返されて、この子のこういうところが好きだったんだろうなって思い出す。
当時は親友というつもりで一緒にいたけど、今は、まるで過去の恋人だったかのような距離感になっている。それを伝えるとその子も同じように思っていたらしい。


月曜日
嫌だなという思いや、もやが消えなくて、その思いを伝える。声で伝えられてよかった。
帰るときすさまじい夕焼けが出ている。火村先生みたいに、めろめろになってしまう。

夜、歯医者にいくと
「いっぺん死んでみようね」と言われて急に親知らずを抜かれる。抜歯後に気を付けることをたずねると、「酒を飲まないこと、だまされないこと」と言われる。先生には何が見えているの?

この日は、会話で伝えることの難しさを感じた。でも、親知らずを抜いたショックでたいがいのことが飛ぶ。

夜は本屋さんで、武田百合子『ことばの食卓』を買う。


火曜日
職場の片付けをする。
帰りがけに、仕事でお世話になっている人から電話がある。なんと退職するのだと言う。
最後に挨拶に行きますと言ってくれて、それがあした。


写真はプリン🍮
前からもう一度行きたかったお店に行った。
今は、美味しいものを食べるとか好きなお店に行くとか好きな人と会うとかそういうことをしていたい。

二階からながめる日記

やみ深し隣は何をする人ぞ

しにたくないけど、だれか手を繋いで一緒に川に入ってほしい。それかカレー食べに行って。

優しい人ばかりなのに…。


青い車

青い車

やみ散らかしてると、スピッツ歌ってあげよっか?って言ってくれた人がいて、「青い車」がいいです、って(輪廻の果てへ飛び降りるから。)言ったら「空も飛べるはず」のほうだよって言われた。
「ロビンソン」がいいです、っていうと、あれはみんな死んでるからだめ、って言われた。
ロビンソン聴いてそんな風に感じたことないよ。