本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

都合のいい女

「恋愛で言うとさ、ほんとに都合のいい女やで」 私の仕事ぶりをあらわして、先輩はそう言った。……少し悲しかった。 それならもういっそ振り切りたい、都合のいい女に。もしくは、ただのいい女になりたい。 最近とても働いている。 映画『プラダを着た悪魔』…

春と修繕と珈琲

昨晩、家族が出かけていて、ふと一人になる時間があって、ずっと散らかしていた部屋を片付けた。 洗濯も何回もした。髪のトリートメントもした。もう着ない衣服も分けた。 日記も書いた。 やっと暮らしを少し修復できた。 一人にならなければできないことも…

だめかもっていうか、終わってる。

もしかしてもう駄目かもしれないな? というよりも、もう終わってるんじゃないのかな? という疑念のほうがつよい そんなふうに思うことが、最近けっこういろいろある。毎日楽しいけどね。 もうけっこう前だけど高知県の歩屋(ほや)というアジア料理屋に行…

そこに心はありますか?

「明日からあたたかくなるみたいですよ」と言われた昨日から勝手に春を感じている。 おひさしぶり、色んな事があったけど心が追いつかなくてものを書く気になれなかった。 あんなに短歌作ってたのに、あんなに言葉を書いていたのに、心の余裕って大事だね。 …

自分の価値を他人にゆだねる(のは、やめたい)

火曜日 眠たいなと思って椅子にもたれていたら 「調子悪い? 大丈夫?」と声をかけてくれた。 「調子、いいです」と思わず答えた。 とても平穏で、何もないけど、私なんのために生きてるんだろう? と思う瞬間もある。やっぱり調子が悪いのかもしれない。 手…

白ときどき赤

結婚記念日だった。もう三年! お花を注文する。夫はこういうことをしないので私が勝手に頼む。今年はなんとなく赤、のイメージがあって、白ときどき赤という注文をする。 定時で退勤して、晩御飯は「グリルアガペ」へ。 入るとちょうど満席になった。心ひか…

なみだがつめたいなつがこいしい

月曜日 「今日あったかいですよね」と声をかけられる。「ああ、そうですね」とか答えた気がするけど覚えていない。実際は何もあたたかくない。私の世界は冷えている。気温は、正直わからなかった。 火曜日 知人が家に遊びに来る夢を見る。ファミコンをしてい…

BBQと温泉・読んでいる本を教えたくない

キャンプしたいね……と3年くらい言い続けている。毎回起きられなくて頓挫している。 日曜は久しぶりに何も予定がない。寒さも和らいでいる。行くならここしかない。 8時 目が覚めるも、布団から出られない。 9時 お腹が空いたといいながら冷蔵庫を開けようと…

傷つける日/絵を見る日

金曜日 人を傷つける。私も傷ついた。 この人の前でなら傷ついてもいい、と思われるのもつらいものだと知った。 クールダウンしたくて、家族に許可を得てコメダでひとり夕食した。ひとりで気分転換して考える時間をとると、いくらか落ち着いた。 帰宅すると…

あなたではなかった

これは本当にただの日記です 休日の朝にふと思い出した人がいた。 それから数十分ほどして知人から電話があった。彼の口ぶりで、そんなに明るい話ではないとわかった。それはその、少し前に思い出していた人の訃報だった。 数時間後に葬儀があるということで…

夜に珈琲がのめる人

プライベートも短歌賞もだめだったけど生きるの楽しいよ。 新年になった実感って年々沸かなくなる。でも新しいカレンダー飾ったらちょっとやる気が出た。 プラザで買った。香川にもプラザできないかな。 今年の目標は、すすまないこと。 すすんでなにかをし…

一冊の本が「そこ」にある意味 とか

12月28日 青木海青子さん(名前きれい)の『不完全な司書』を読む。 不完全な司書 作者:青木海青子 晶文社 Amazon 奈良県で私設図書館を営まれている方で、その場所を知ったのは、昔よく本の話をしていた友人から「最近気になる場所」として「そこ」……「ルチ…

ぶっ壊れクリスマス

12月24日 「今年もお世話になりました」 「え?なんか早くない?」 「熱があって…私たぶん、もう今年は…」 「え」 イブの日から発熱で寝込んでいます。すべての予定がぶっ壊れてる。仕事も納まらず、楽しみにしていたディナーも中止、ケーキもチキンもピザも…

ひとり忘年会

12月23日 夜、友人と食事をするため、街へ出かける。 少し早く着いたので最初に本屋へ立ち寄った。三冊、久しぶりに本を買う。店主さん夫婦に「よいお年を」と言ってもらった。クリスマスクリスマスとばかり思っていたが、年の瀬ももう迫っているのだ。店主…

この線をわたしは接続する

「最近しゃべってない」 という会話をした。あとから考えると、そんなに長い期間話していなかったわけではないけど、体感としてはずいぶん長かった気がする。ずっと気になっていたから、話せて良かった。 このことだけではない。いつかは繋がっていたけどい…

めろめろな喉・第二次思春期

もう発症から二週間ほど経つのに、風邪はだんだん悪化している。この状態を表すならなんだろう…と考えて、めろめろかなあと思い当たる。 めろめろは、ぞっこんになって理性を失っているさまを表すけど、火が燃えている様子でもあるらしい。まさしく喉がめろ…

上手に隣を歩きたい

のどの奥が膨らんで痛い。鼻が詰まって口でしか呼吸ができない。目をつむるとぼんやりと願望の混ざった夢を見る。舞台は書店めいた図書館で、守秘義務について分かる本を教えてと言われる夢だった。そこをはっきり覚えているけど、私が見たかった部分はそこ…

雨と傷って似ているのかもね

感情的な人間なのに、人生の大体の部分は感情と現実を切り分けて考えなければならない場面ばかりで苦しい。 最近のことを書きます ・友人とお茶をした。半年〜年1で会う人たちがいて、近況報告した。自分の人生だけで精いっぱいだけど、人の話を聞くとみんな…

冴えない/行かなきゃ

朝、家を出るとき。 「行かなきゃ…」と思ってから台所でお茶を飲んで、玄関へ向かう。毎朝思っている。 毎朝、奮い立たせて出かけているって、まあまあ深刻だな…と今朝ふいに思った。 今日は時間が取れたので、子宮頸がんの検診に行こうと決めた。前回からず…

思えば昨日から、いいえ、最初から間違っていた。

涼しい朝、新しい秋服をおろした。気候も良く完璧な日に思えた。 でも色々アクシデントがあり、けっこう落ち込んだ。どうすればよかったのか、といくら考えてもたられば論にしか過ぎなくて、起こった事実は変えられない。きっと今日じゃなくてもいつか同じよ…

夜思い出す

9月に入ってから情緒安定せず。秋の心を訴えかけると書いて愁訴と読む。これは秋が来ただけなんだ、季節の変わり目でバイオリズムが狂っているだけなんだ、と自分に言い聞かせても小さなことで傷ついた気持ちになったりする。不満はないのに不安になったり。…

女でなければふたりでいられた

先日、知人の異性ふたり(たまたま遭った)に言われた言葉が、後からだんだん気になってきた。 あの発言は性的な意味だったのではないか……でも私の自意識過剰ではないか……と、朝、歯磨きをしながらしだいに苛々してきて、顔を洗いに来た夫に聞かせてみた。 …

再生する

忙しい一週間だった。疲れていたのか、不注意でたくさん怪我をした。三つ貼っていた絆創膏がようやく一つに減ったのが今日。 消毒を恐れる私に、 「最近の消毒液は痛くならないんですよ」 と、救急セットを貸してくれた人が言ってくれた。消毒液もすごいけど…

8/31の日記(夏に遭った人たちのこと)

・突然誘われた4人の飲み会があり、私はハンドルキーパーだった。帰り道、先輩を車で送りながらなんとなく夏の願いを告げてみた。 「私、『ぱらいそ』のチョコミントパフェを食べに行きたいんです」 「……私、アイスの中ではチョコミントが一番好きなんだよね…

無花果、すいか、かくれてアイス。

八月、短かった。夏のせいにできる期間も終わりですね。 夏の悔いはありますか? 私はすいかもかき氷も食べたし、ワンピースも着たし、ビアガーデンも行ったし、BBQもしたし、花火もひまわりも見たし、けっこう満足です。 夜の海に行きたいとか、浴衣着たい…

私たちは未だ、serial experiments のさなかに居る。(渋谷でlain2025)

『serial experiments lain』が好きな私。 安倍吉俊さんの原画展「円環帰点」を観に行ったよー! おもえばおととしの年末にアニメ『serial experiments lain』(以下、lain)を初視聴し、心をもぎ取られたのだった。 lain自体はもうはるか昔の作品なのだけど…

真真真夏、みたいな日記。

世界があまりに真夏、もはや暑すぎて真真真夏。くらいの夏だから、あれこれ考えるのはやめて、あとから読み返したら赤面するような日記を書きます。 ・水族館のクリアファイルをもらった。くじらが好きな人にあげた。蟹が好きな人も、欲しがっていたけど、あ…

たしかに夜はすずしい

「夏のはじまり」がテーマの、歌会に参加した。以前の日記にも書いたけど、私の今月の「ごほうび」の予定。 羊雲さん(本屋さん)がひらいてくれたもので、緊張してたくさん汗をかいたが、楽しかった。 書店を出ると夜だった。夜風が吹いていて、夜の涼しさ…

在るべき時間の不在、不在のあいだの夏らしい儀式たち。

なぜか満たされない。なぜか……わかっています。 仕事に行くのが嫌すぎてたくさん(時間)休みをとっていた。でもいるべきはずの時間に不在であるということは、誰かにとっての不都合を生むようだ。それは誰かにとって。そして私にとっても。 休んだからと言…

さよならおもいで書房

日曜日 早く起きられたら、京都に行こうという話をしていた。……起きると朝8時だった。 「じゃあ出かけよう」と夫が言う。 「私たちがこんなに上手くいくなんておかしいよ!」 「じゃあ寝ようか……」 「いや、行こうよ!」と意を決して出発。 今回の弾丸旅に…