本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

あてはまらない欠片でも

7月15日 思い立って神戸へ行く。一時間ほど並んで神戸牛を食べる。街に疲れて、それ以外の何も買わないで帰る。帰り道で鳴門の景色を見て、四国ののどかさに心打たれる。私は四国が好き。都会には向いていない。 17日 朝から汗だく、夜は飲み会。駅まで行く…

教える・遠くなる

書くべき言葉がみあたらない日々、追いつめられているスケジュール。 でも、今日のことだけ聞いてください。 職場の人と話していたら、ふいにその人が 「読書したいなぁ……」とつぶやいた。そして私を見て、こう続けた。 「あなたの好きな本まで……3・2・1…

寧意は好意

6月28日 がんばるぞ〜と仕事に向かうが、何一つ思うようにはいかない日だった。 でも困っていたら色んな人が協力してくれた日でもあった。多くの人の手を煩わせて申し訳ないと言うと、先輩が「"寧意は好意"といいますよね」と言っていた。 寧意は好意……と変…

スパイス多め、カフェインレス日記

この一週間、カフェインを摂取しない生活を送っている。特に理由はない。少し健全になりたいから、くらいの感じ。効果(変化)は今のところ特に感じられない。 カフェインと同時に、自分を困惑させるものも生活から抜いてみることにした。仕事……こまめに休み…

夢のとおりにドライブしたら

6月19日 夜、習い事。疲れた。 久しぶりに地元付近を車で走った。いま住んでいるところも田舎だと思うが、地元はもうひとつ深い田舎を感じた。閉ざされているというか、その集落の中でさまざまなものが完結されているところが。あと、牛の匂いがするところも…

定例会(解散したらどうなる?)

6月15日・16日 いろいろ気が重い業務があったが、大きなトラブルもなく終わった。土曜日(15日)はカフェ フルールでクンパッポンカリーを食べた。ここの料理はとても美味しい、お店の雰囲気もいつも優しい。はっきり「ワン!」と鳴く犬が愛らしかった。 日…

過度

6月12日 人と話していて、あ、なんか違う(冗談じゃない雰囲気だ)な……と感じてそっとしておく。後から、「もやっとしたこと」があったのだと教えてくれた。もやもやをぶつけたことについて謝られたけど、ぶつけてくれて嬉しい。ケースバイケースではあるが…

溺れゆく花

6月10日 朝からちょっとした手違いがあったけど、そのまま別件のルートが開いた。 午後は客人が来た。もう諦めて、フランス行こうかと思ってるんですよね。という話をしたり。まだ大丈夫ですよと言われたり。 11日 出張先で飾っていたお花を分けてもらった。…

言葉にしても違う気がして

6月6日 人が眠っている様子を眺めていた。はたして本当に眠っていたのかな? 日記を書いているという話をした。日記の話を他人にすると、たまにその相手がつけていた日記の話をしてくれることがある。人の書く日記って良いなって思う。人によっていろいろ…

心が忙しい日・目玉焼きの彼女

6月2日 仕事があってめっちゃくちゃ忙しくって……夜、先輩方とピザを食べに行ったけど全員疲れていて早く解散した。先輩のご結婚をお祝いした。 3日 最近仕事部屋に、年下の子たちがときどき遊びに来てくれる。楽しくなった。 夜、『光る君へ』観る。松下…

本屋しますか?

職場の本好きな人と、あなたが仕事辞めたらわたしも辞めるわ〜みたいな話をしていたら、「一緒に本屋しますか?」と提案された。 それもありかな。と思った。本屋になりたいって、もうしばらく考えても願ってもいなかったけど、わたしではないあなたのような…

気まぐれで生かされる

昔は自分から発信していろいろな人と話してみたかったけど、最近静かに仕事するようにしている。 28日 「疲れてますか?」と言われ、アクアヨーグル(ジュース)をおごってもらった。大雨で体調もすぐれず、顔もむくんでなんだかいまいちだった。 ちょっとシ…

とてつもない安心・とてつもない執着

小さいころ香川から本州に渡るときの交通手段はだいたいがフェリーだった。瀬戸大橋は開通していたけれど、フェリーは安価で向こうに渡ってしまえば電車があるし寝ながら現地に着けるので、選ばれていたのかもしれない。 フェリーで三宮に着き、ほぼ始発の阪…

のろわれたみたいに言葉が出てこない

三十三歳になった。 5/20 よく晴れていて良い日だった。帰宅すると夫が花をくれた。嬉しかった。 21日 心が安定している(気がする)。誰かといても、ひとりきりでも。 22日 話したいことがあって、いや、話したくて、でも、目の前に立つと呪われたみたいに…

三十二歳末期の言葉

32歳最後の一週間を振り返る。この前、二十代末期の言葉とか言っていたのに、もう33歳? 早いね。 5/14 早めに出勤する。初めての一番乗り。 この前の飲み会楽しかったですね……という話をした。 出張先で昔の同僚に会う。昔お世話になった先輩にも会う。あの…

定例会(ずっと楽しいままでいてくださいね)

5/11 職場の同僚と飲みに行く日。 このメンバーで行くのは2回目になる。 これが定例会になるといいなぁと、本当はめちゃくちゃ思っている。言わないけど……。 「人の心で遊んだことありますか?」 「どういうこと?」 「心を試すというか……」 「これを言えば…

孤独ジャブ

5/7 通りすがりに「髪切った?」と言われる。 9日 普段は強い人が、なんだかいつもより粗雑に思える。「体調どうですか?」と聞かれたので聞き返すと、その人は具合がよくないらしい。だからそんな感じだったのか。 この人でも弱ることあるんだな、と思った…

十年前の雨の日

GWは京都で過ごしていました。人多いかな……と恐れていたけど、思っていたより快適に過ごせて良かった。去年は鎌倉(特に江の島)で群衆に疲れ果てたので、自分たちの限界がわかっていたのが功を奏したのかもしれない。 公共交通機関は混むので、現地では自転…

そとむき よそゆき

先日YOMSで購入した、柏木ゆか・植本一子・碇雪恵『われわれの雰囲気』を読んだ。 植本さんから読み始めて柏木さんで読み終えた。柏木さんいい文書くなあと思った。 死ぬか生きるかを本にしよう(言葉が悪いけど)とするのがすごい。記録はつけると思うけど…

純粋な意欲

26日 なんもないよ。という言葉を聞く。 人の行動の根源が何なのか、言葉で明確にしたがるのが私なのだが、あえて曖昧なまま置いておくのもいいのかもしれないって最近思い始めた。すべてが言葉として成立するものばかりでもないし。 夜、まほろばでご飯。少…

どこから?

あることについて考えるとき、どこからどうなって今に至っているんだろう? と疑問がわく。自分の日記を過去から読み返す。………わからない。わかるのは日記が途切れながらも続いていて、そして、短いように思えても長い期間を経て今の私があるということ。 と…

さざなみる

4/22 『花とゆめ』を探しに行く。2店舗売り切れていて、他店のものを取り置きしてもらえることに。書店員さんに感謝! 23日 『花とゆめ 2024年 10・11号』買う。 【電子版】花とゆめ 10・11号(2024年)【電子限定おまけ付き】 作者:花とゆめ編集部 白泉社 …

霧のピクニック

4/18 習い事の先生に、練習の回数を減らしていいですか?と相談した。ついに言ってしまった……。 仕事は、なんとなく内にこもりたい日だった。しかし、同時に三人の来客が訪問してきたりと面白いこともあった。 敦賀にある『ちえなみき』という書店を、職場の…

どこまでひとりでできるの問題

4/15 忙しかった先週と打ってかわって、仕事が凪のように落ち着く。それまで不安定だった自分の気持ちもどこもなくやわらいでくる。このままでいけるかも、と思う。 強い光を放つ人を目の当たりにすると焦ってしまう。自分はできるつもりでも全然できていな…

素直と隙

4/12 先輩とモラハラの話をしていたら 「モラハラを受けやすそうよね。つけこまれそう」と指摘された。間違ってはいないと思います。 帰り際の本当に帰り際、通路で同僚と遭遇する。少しだけ話した。いつもありがとうございます……と素直に言えたのでよし。気…

どんなことでも?

職場の人と日記の話になった。 去年一年間、日記をつけていたのだという。 「(日記)が溜まってきたら、見返すと面白いです。乱れてるときは字も乱れてる」 「悲しいことも書いてますか?私は書きません」 「なんで?」 「思い出すと悲しくなるから」 「な…

言葉にする

最近、宇多田ヒカルのスタッフアカウントが投稿してくれるinstazineを読むのが楽しみになっている。詳しくは宇多田ヒカルSTAFFによるInstagramをご覧ください。 traveling 宇多田ヒカル J-Pop ¥255 provided courtesy of iTunes やっぱ自分のつくったものが…

何か楽しいことあるといいな

4/1 新年度、ついにはじまる。落ち着かないけどいろいろなことがどんどん進んでいく。 2日 服を褒められた。かわいいカーディガン着てて良かった。 先輩にメールした。うどんの写真が返ってきた。 3日 朝、書店の夢を見た。カゴに商品を入れなければいけない…

壊してほしいのかもしれません

3月31日 朝、PAUSA COFFEEでモーニング(トースト)。キャラメルラテ美味しかった。 桜を見つけにいく。こんな休みの日に来る事務連絡ほど、心を壊すものはない。憂鬱になる。こんなにつらいのなら、やめてしまったほうがいいのかもしれない。 朝、ご飯が運…

さやかに離れる

離れてしまう人たちに本を贈った。 ルヌガンガは半透明でラッピングしてくれるから表紙がみえて、なんだか嬉しいね(贈る側が)。 28日 このところ続いていた客足が途絶えて、退屈な一日……と思っていたが、夕方に、この春から別の部署に変わる方があいさつに…