二十代最後の夏休み
言葉にすると恐ろしい!
でもこんなのでいいのかな?
逆に、二十代のまとめだしこんなくらいでいいのかな?
と思いながら、好きなことだけしてほぼ家にいる。
映画を観たり、深夜はライブカメラを見ています。
ライブカメラは、昔『ハチミツとクローバー』を読んでからときどき見るようになった。
映画は、映画でも、〈本が出てくる場面〉に注目しちゃう
「休み中に20冊読むって決めてるんです」
(月島雫・映画『耳をすませば』より)
何度も見た、大学の講義でも見た~。
司書資格をとるときに先生が、お父さんの「わが図書館でもついにバーコード方式が導入されることになった」の部分を見せてくれた。私も小学生のときはカード方式だったなー。この映画で描かれる「貸し出しカードの出会い」は本当はいけないことなんだけど、雫の「私カードの方が好き」という気持ちもわかる。
今回観ててよかったなーと思ったのは以下のところです(台詞はだいたい)
・雫が歌うときにウインクしてくれる天沢聖司
(自然なスーパーダーリンという感じですごくいい)
・「最近、本を読んでも昔みたいにわくわくしないんだ」
(雫がムーンに言う台詞、わかる。)
・「そうか、お嬢さんはドワーフを知ってる人なんだね」
(おじいさんが雫に言う台詞、これ言う方も言われる方も嬉しいだろうなって思う)
・「だが、物語やバイオリンを作るのはちがう。
自分の中に原石を見つけて時間をかけて磨くことなんだよ」(おじいさんが雫に言う台詞。おじいさんはこの作品のもうひとりのスーパーダーリンだと思う。雫がどきどきしながら作品を見せる場面がいい。)
実は漫画も持ってます、映画と少しちがうけど好き。お兄さんとお姉さんが好き。あと、聖司くんが絵描きなところ。
柊あおい『耳をすませば』
- 作者:柊 あおい
- 発売日: 2005/07/15
- メディア: 文庫
全然、関係はないけど、たまたま椎名軽穂さんの『アナログアパート』を本棚からとった。
すっかり忘れていたけどこの本に収録されている「ロケット・ポケット」という話がすごく好きで、とくに猫田鈴丸という男の子が、椎名作品のなかで一番好きな男の子なんだけど、ちょっと天沢聖司みたいな子だなって読み返していて思った。
(「ロケット・ポケット」より)
「ロケット・ポケット」あらすじ
満月の夜にノートを落としたスミレ。自分のノートと取り替えて持って帰ってしまったのは、「猫田鈴丸」という見知らぬ男子のもの。
その後、スミレと鈴丸は校内で再会するが、実はもっと以前から出会っていて…
猫田鈴丸も物書きなんだよね!
去年の八月何してたの?と、先日聞かれて、日記も八月ぶんがなくて全然思い出せなかったのだが、いろいろソースをたどると、たぶんこう。
・高知に行く。
・家の鍵壊れる、家に帰れない。ネットカフェに泊まる。
・エアコン壊れる、家に帰れない。ネットカフェに泊まる。
・友だちと街コンに行く。
・ラムネをもらう。
・母校で写真を撮ってもらう。
・東京で本屋さんめぐり。
・お祭りに行く。
八月は毎年、調子が悪くて心身ともにぼろぼろになるのだけど今年は平和な気がするので良いです。