本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

ぼくらの雨

どうしても言いたくて最初に書きます、現在ギャラリーminamoで開催されている二人展『そこにあるもの』がめちゃくちゃ良いです。

朝は海岸を歩きたくなって車を走らせてみるが、人がたくさんいて結局ドライブだけする。車中であいみょんマリーゴールドを聴く。何かいろいろ思い出があって一年くらい聴けなくなっていたけど普通に聴く。そしてあいみょんを聴くうち、そうだ!つくりたいもののイメージボードを作ろう!と思い立って急いで家に戻る。
帰宅する前に本屋に寄ると、休刊になったラルムが置いているので買ってしまう。ラルムは私のなかでは、ロリータの皮をかぶったギャル雑誌に分類されています。(怒られそうだけど)

『LARME 045 MAY/all about Girly 私たちに必要な、愛すべきガーリーのすべて』

LARME 2020年 05 月号 [雑誌]

LARME 2020年 05 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/03/17
  • メディア: 雑誌

どうやら販売元を変えて復刊するらしい。この号のどこにも、休刊の文字はないが、休刊前の最後のテーマになったのが『ガーリー』というのは偶然なのだろうか。

映画『ミーン・ガール』を途中まで観る。そしていくつか文章を打ってみて、それを読んでほしいなと思ったのでほかほかの文章を持ってまた外に出る。どうやら家にいる間に雨が降ったらしい。と思いきや、天気雨が降ってくる。

本屋さんに立ち寄ると、お客さんが恵文社と誠光社の話をしている。次にあの店に行けるのはいつになるんだろう。高校の先輩が偶然来ていて、少し話す。男木島に行くことがあれば呼んでくれていいよ、と言ってくれる。
もう一軒本屋さんに行くと、店長さんが話しかけてくれて海の話などする。唐突に「それ伊達めがねですか?」って聞かれたのが面白かった。「さようなら」「お元気で」と言いあってお店を出る。今生の別れ感。

そのあとギャラリーのminamoに寄って、T&河西紀亮さんお二人の展示『そこにあるもの』を観る。
この展示ものすごくよかった。もう一度か二度行きたいくらい素敵だった。とりあえず、設計図がものすごくて、壁一面に壮大なストーリーがあるのでみんなに見てほしい!
あの場ごと一冊の本にしてほしい。くじらの絵もすごく好き。
ぜひ行ってください。

そのあと待ち合わせしていた子に、文章を渡してちょっと話して解散する。会っているときだけ雨だった。前もそうだった。

これから『ミーン・ガール』の続きをみます。