本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

潮時(自然とそうなった)

最近何してた?って何もしてないんだけど、どう言えばいいか分からないのでXに書いたことをここにも転記します。不定愁訴

 

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最近どこにも出かける気になれない。出かけてもすぐ帰りたくなる。三連休もほぼ家で過ごした。そして眠れない。仕事行きたくない…。家族が優しいことだけが救い。

日記を書く気にもなれない。残しておきたい瞬間的な希望より、連続する現実の濃さが勝ってる。うまく言えないけど説明するならそう。残しておくほどの日常でないとも言えるし、残すという行為に価値を見いだせなくなっているとも言える。

社会生活ってたまたま歯車が噛み合っているから成り立っているだけで、少しでも「あ、違うかも」ってなった瞬間普通のことじゃなくなっちゃうのかもなって思う。ふとした瞬間にいつもの場所へ「行きたくない」って思う。

 

(9月24日)

 

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秋なのでメランコリーみたいです。やる気が起きなくて、日記も書く気になれなくて……。

 

10月1日

昨日まで、なんとなく気分が乗らなくて、日常が何もできないでいた。今の自分が持て余しているのは心なのだと思う。

誰にも会いたくないし、どこにも行きたくない……ただ帰りたい。どこにいても。家に守られたい。

何がと言われたら何とも示せないけど、いろいろ潮時な気もしていて……いろいろな試みとか、職業とか。

 

と、いう感じだった。

しかし雨が降ったら涼しくなり、十月が来たことで少し気持ちが転換した。

月が変わればなんとなく気分も変わる、のは自分だけではないのかもしれなくて、いままで話さなかった人と長く話したり、少し違う話をしたり、見解を確かめられたり。そんなふうに普段とちょっと違う一日で月始まりを迎えられたのは良かったと思う。

昔と比べて情熱が薄まったというか、他人に対する想いとか期待を熱く持たなくなったという話を職場の人たちとしていた。

先輩もそう(薄まった)らしくて、でもかつてはとても熱い想いをもって日々を過ごしていたという。

「なんで薄まったんですか?」と年下の子が聞くと

「自然とそうなった」と答えていた。

自然とそうなった。っていい答えなのかもしれないな。

私の憂鬱も無気力も、きっかけはあるのかもしれないけど、自然とそうなったこと、なのかもしれない。とすれば自然と、また違うように変わっていくこともあるかも。

 

また今日から書いていこうかな。十月はだいぶ忙しくなりそうです。

 

最近の『光る君へ』、とても好き。

「私も間もなく帝に瑕を探されるのであろうか」

「瑕とは、大切な宝なのでございますよ。」

「え?」

「瑕こそ、その人をその人たらしめるものにございますれば。」

 

(『光る君へ』第36話より)

 

 

これは、夕方に食べた無花果のパフェ。

最近、「いつかまた」は無いような気持ちで行動することが多い。(気がします)