本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

一年前と春休み

16日
朝は休みを取る。しようかなあと思っていたこともできないまま、ぼんやりすごしてお昼前から出勤。途中から行くと肩身が狭いの、不思議だよね。ずる休みした子どもみたい。

いろいろ失敗しながら仕事をする。買っていたカフェラテをぶちまけて落ち込む。
春の気温で心地が良い。
先輩がホワイトデーのお菓子をくれた。もうすぐ人事異動の発表がある。どうなるのかな。初めてこの職場に来た日のことなどを話す。

夜、くら寿司を食べる。お互いに少し疲れているのがわかるけど、不機嫌とかではなく、眠たいような不快のないけだるさ。
これからの話をしたり、懐かしい人の話をしたり。私は一年前に会ったきりの人だけど、違うところではまた交流があるらしく、嬉しい。
大切な人の身の周りの話を聞くのは楽しい。
ストリートビューで公園や小学校への散歩をした。

四月が来たらお花見に行きたい。
明日と明後日、まだまだやることがあるので、とりあえず目の前のことを片づけていく。


〈きっと30代には30代の役柄や作品があって、そこに身を置いたときに、また新たな挫折があると思います。〉
(『リンネル 2022 4月号』掲載 有村架純インタビュー「春を待つ時間」より)

30代ってけっこう苦しい。どこにも身を置けなくて、まだやれるしもうやれない、みたいな。
石井ゆかりもそんなこと言ってた気がする。でもこの、かすみんの言葉はそうだなあと思った。三十路には三十路の苦しみがあって、またそこから成長することもできるかな?
かすみんまだ28だけど。


UNSPEAKABLE

UNSPEAKABLE

ずっと一緒、ってどういうことなのかなあと考えたときがあって、この歌を思い出した。
呪いのことばみたいだし、永遠にかなわないようなきらめきのことばでもある。
私には簡単に使えない言葉で、だからこそ、それを何ともなく言える人の純粋さを憎らしく思ったりした。