本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

さやかに離れる

離れてしまう人たちに本を贈った。

ルヌガンガは半透明でラッピングしてくれるから表紙がみえて、なんだか嬉しいね(贈る側が)。

 

28日

このところ続いていた客足が途絶えて、退屈な一日……と思っていたが、夕方に、この春から別の部署に変わる方があいさつに来てくれた。ペンをプレゼントしてくれた。すごく良くしてくださった方なので、話していたらさびしくなってきて「涙が出てしまいます〜」と言ってほろほろした。

さびしくなるから、離れてしまう人とは深く話さないようにしていた。その代わり、手紙は書いたんだよ。

夜は練習。習い事の教室、なんだか人が増えてて時代のうつりかわりを感じる。同い年の人が久しぶりに来てくれて嬉しかった。

帰宅すると、夫は仕事をしていた。明日が気がかりとのこと。追い詰められているみたいだ。

 

29日

朝は歯医者。

とてもあたたかい! 急に春がきた。

職場の送別会などある。この春、割と仲良くしてくださった人たちが去ってしまう。この日が最後に会える日だけど、なんとか泣かなかった。数年前なら泣いていたのかな。少しだけ距離をおいて、前を向くことも大切なのかなと思って、明るくしていたい。

夜、職場の人と少し話しているうちに、この前(私が不在だったとき)訪ねてきてくれていたことを知った。嬉しかった。自分の感覚としては物足りないだけで、私はそんなにさびしくない人間なのだと、本当はちゃんとわかっているつもりです。

夫は髪を切っていた。さっぱりしてよく似合っていた。仕事もなんとかいったらしい。良かったね。

 

30日

朝、おいしいパンを食べてからお腹が痛い……。しかし習い事へ。こちらも春でお別れの人がいる。さびしいね。

帰宅後は体調がすぐれず、寝て過ごす。さや香が王様のブランチの物件紹介コーナーに出ていた。東京に進出するらしい。同じ時期に、同じように環境が変わる人を見れると少し安心する。気がします。さやか、はさわやか、という意味もある。

みんな、何かひとつでも、嬉しいことあるといいね。

仕事の人たちとのやり取りもいくつかするが、言葉にするのが好きなのに言葉にするのは難しいなって思う。

夜はチキンカレーを作る(お腹痛いのに……)。

 

時間がお薬

忘れ物の様に落ちていた恋

日常の中で息づいてたあなたとの日々もなくなるから

あたしも明日に向かって…

aiko『桜の木の下』収録「お薬」より引用)

お薬

お薬

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春がきたのでこのアルバムを聴いていた。このアルバムわりと地味じゃない?と思いがちだけど、聴けばミリオンも納得〜と思わされる……。

「お薬」好きです。テンポも歌詞もいい。この頃の歌い方も好きです。わーすーれもののようにー の、ようにーの言い方がいい。電車に乗りながら聴きたい。