本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

純粋な意欲

26日

なんもないよ。という言葉を聞く。

人の行動の根源が何なのか、言葉で明確にしたがるのが私なのだが、あえて曖昧なまま置いておくのもいいのかもしれないって最近思い始めた。すべてが言葉として成立するものばかりでもないし。

夜、まほろばでご飯。少し散歩して、YOMSへ。さいとうさんと少し話した。

「先日はすみません、途中でお客さんが来ちゃってなんだか有耶無耶になっちゃって」というようなことを言ってくれる。全然気にしないでください。

フリーペーパーつくりませんか?と尋ねてもらった。いいかもしれんな、そろそろ……。

職場でどんな話をするのか聞かれて、本当にどうでもいい会話ばかりです、と答えた。みんなは気分転換したいときに私の仕事部屋に来るんだと思います。みたいな。

私もそうだと思う。気持ちを変えたり、何かを求めて、こういうところに来て誰かと話したいのだと思う。そう思えばよくわかる。何もないということも。自分が、来られる側のときはよくわからないでいた。

今は、逆の立場になれば分かる。何もないというそれが、なんのてらいもない、純粋な意欲であることも。

 

27日

朝、午後、練習。

昼、NewJeansの新曲MVでてるやん……と気づく。いろいろありそうだけどこのままの雰囲気でいてほしいな……と思いながら午後の練習へ。

夜はお寿司。TSUTAYAで京都の本を何冊か見た。

 

28日

一日習い事の練習。疲れた。

夜は私のリクエストで、ある店でご飯を食べる。その道中、さまようパリピ(結婚式の二次会に向かう人たち)を道案内した。

ご飯を食べたお店ではいろいろなことを考えさせられた。ご飯は美味しかった。でも疲れた。お店を出てシャワーのように夫に喋りかけた。お店では、周りが気になって話せなかったのだ。

一時間ほど夜の街を散歩した。レトロな雰囲気のところもいくつか残っていて楽しい。

 

29日

体調が悪く、一日寝て過ごした。せっかくの休日なのに……と思うが、疲れも出ているのだろう。

夕方までぐーすか寝て、起きてお風呂に入ったら少し元気になった。夜は久しぶりにみそ汁を作った。新玉ねぎももう使い果たした。

夫と『名探偵コナン 迷宮の十字路』を観る。この頃の服部かっこいいね。地味な映画だけどそこがいい。

 

「お互いの足りないとこ含めて ちょうどよかったんだと思う それは恋や愛とはちがうよ」

渡辺ペコ『にこたま』5巻より引用)

どうなんのコレ…と思ったらすんなり終わった…そーなるのか……ちょっともやっとした。

若い頃から知っている漫画だけど、今だから分かることっていろいろあるなと思う。