本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

存在の軽くなる本屋

28日
夏休み。朝は練習。あつい。
本当はどこかの喫茶にでも行きたかったけど、スタバのテイクアウト。
その後、ふだんとは別の場所で仕事の手伝い。
夕方は本屋に立ち寄る。「存在の軽くなる」と店主さんが言っていた。「存在の耐えられない」を言い間違えたのだと思うけどそちらの響きのほうが良いかもしれない。
前の職場の後輩と話す。お互い幸せになりたい。愛情で満たされると、生命のあやうさをはかるような願望はなくなりますよ。と彼女は言っていた。例えば好きな人に首を絞められたいとか、そういう願望。

帰りはなぜかひとり、真夜中のトイザらスへ寄る。私に誰かおもちゃを買ってくれ。


Tokyo graffiti 東京グラフィティ 2021年7月号/3人以上の愛のカタチ』

おもしろいことしてるな、って本屋で見かけて思った。私が植本一子さんの『かなわない』を読んだときは驚いたものだった。でも、最近許されてきたというか、まあそれもあるよねってなってきたよね。その幸せが持続可能なのかは誰にもわからないけど、安寧を保つために必要な手段のひとつではあるのだと思う。