2月だけ遭う人

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手紙とペンをもらう。こうしてお別れが始まっていくし、そんなに寒くない。今日をもって春がきました。

2/1（たぶん）
「去年のあなたと今のあなたが重ならない」と職場の人に言われた。去年の今ごろの私は、言い方を選ばなければ躁状態だったらしい。
今は（今ほんとうにこの瞬間は）人に寄りすぎずに生活してはいるつもり。その瞬間を、ここ何ヶ月か、重ねてきているつもり。

2日
仕事が早く終わったので、昼過ぎに帰って寝てから、エステに向かう！初体験だった。お店がすごく豪邸でびびった。
最近生活リズムが崩れているのだがこの日はよく眠れました。

3日
練習はずっと休みなのだが、先生から来ますか？と聞かれる。個人的に練習しませんかということ。断ってちょっとうしろめたいが、すっきりした。
予知夢のように、夢に現れた人の話題が現実にも発生する、みたいなことがあった。

4日
歯医者をキャンセルする。気が重かったのでほっ。

夜、久しぶりに会う人がいる。久しぶりに会うとき、今までどんなんだったけ？どんな風に過ごしていたっけ？とうまく思い出せなくて焦る。

でも、一緒にいるうちにだんだん思い出してくる。記憶よりも身体の動きが先行して、言葉とか仕草とか相槌とか、そうだこんな感じだった。

5日
朝はのんびり過ごして（練習がないとこんなに穏やかなのか……）昼ものんびり過ごして、夜、ふと思い立ってビールを買いに行く。
初めて行くビール屋さんだったのだが、そこにいた店主さんが、去年のこの季節にビールを買ったお店にいたお兄さんだった。あたらしくお店を出したのか。
去年の今ごろ、親切にビールのことを教えてくれた。来年の今も会えるといいのだけれど。

〈でも現リカちゃんをやり始めて、家と会社の２拠点だったのが、心のよりどころというか、もうひとつ居場所ができた気がして。〉

（ララビギンVol.03 「偏愛レボリューション」／現実を生きるリカちゃん管理人さんのインタビューより引用）

『Lala Begin ララビギン Vol.03／2･3／2022／SLOW FASHION』

LaLa Begin (ララビギン) 2・3 2022 [雑誌]

現実を生きるリカちゃんが好きなので、買いましたが他の特集も可愛かったです。