本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

思い切ってオフ

8日
仕事上の大事なデータを消す(困るのは自分だけ)。問い合わせてたらメーカーさんに苦笑された。メーカーさんいい人だった。
夜、練習。見てもらって気分すっきり。

9日
出張、へとへと。前の上司と再会。お互い変わりなく。練習。

10日
仕事がどたばたで、もやもやする。TSUTAYAで勉強する。眠くなってゲームオーバー。

11日
朝から夕方まで練習。夜もしたほうがいいと思いつつ、思い切ってオフ!

喫茶Rがあまりに美味しかったので、もう一度行く。ガパオライスとジンジャーエールジェノベーゼ、ピクルス盛り合わせ、かぼちゃプリン
ゆったりした雰囲気で、久しぶりにとても落ち着いて話ができた。懐かしいほどだった。
帰りは、小雨の中の街を少し散歩した。

12日
練習〜!しすぎて、疲れた。
今度、習い事の大切な何かがあるのだが、参加しないと先生に伝える。ほっとする。
悩んだけど、本当は少し悔しいけれど、これも決めたことなので。

夜はカオマンガイ。(喫茶Rをひきずっている)

13日
月曜だけど疲れている、私だけではなく職場のみなさんも。
予知夢を見る。二人出てきて、現実で二人が重なり合う瞬間があってすべてつながった!

夜はモスで勉強。暗記できないわ、大丈夫かなあ。

『幕張』

クソ漫画だが、当時の話題にのぼるのもこの話ばかりだったわ。と、今日、職場の人が話してくれた。

雨のせい

6月5日
ささやかな約束が果たせなかったこととか、人と一緒にいるのに一緒にいないような気持ちになってしまうことが苦しい。
誰も悪くない事故みたいなものなのだが、口にしても仕方がない感情や何でもない小さなことが今日は心に刺さってくる。

この日は習い事の大きな行事もあって、へとへとになった。帰りに先生が晩ごはん買ってくれた。

6日
昨日あったことが何となく尾を引いていて、もやもやする。
それとは別に、自分の仕事について説明する機会があった。しかし、うまく伝えきれなくてむなしい気分。
瀬尾まいこの本を読んで少し気持ちがやわらいだ。

喫茶Rで晩ごはん。グリーンカレーおいしい。
あなたは危ない、と数年ぶりに人から言われる。そう、私は危ない。

そのあと、電話をかけた。こういう淀んだときに電話しないほうがいいけど、淀んでいるからこそ、声で話すほうがいい気もした。
どうしてこんなに心が、とげとげするんだろう?答えを知っているが、口に出すほど自分のことが嫌いになるかもしれない。

全然うまく伝えられなかったけれど、伝わりましたと言ってくれてほっとして寂しい。他人に深く触ろうとすると寂しくなる。
私が、忙しいのがいけないのだと思う。そして体調がすぐれないのも。でも誰も悪くないし、しいて言えば天候が良くない。

以下、さかのぼり日記。

4日
朝から夜までずーっと練習。楽しいけど疲れる。こんな生活をずっとはできない。

3日
「恋愛って……難しいじゃん」と、職場の先輩が言っていた。(映画の話をしていた)
夜は、酒盗クリームチーズを食べて、気がつくと寝ていた。

2日
練習。あとは思い出せない。

1日
久しぶりにゆったり過ごす。先週の一週間はとても長く感じた。夜はくら寿司



〈夫はとにかくよく寝る人で、暇さえあれば寝ている。〉

瀬尾まいこ『ファミリーデイズ』収録「虹が出たなら」より)

〈同じ家の中に自分とは違う誰かがいるというのは案外いい。ほんの少し毎日が、快適に過ごしやすくなっている。〉
(同上「主婦の心得」より)

強欲

27日
大事な業務へ出発……ドキドキドキドキ……
学生時代にお世話になった先輩たちと再会する。一緒に写真を撮った。とてもエモい!
久しぶりなのに久しぶりじゃない、ホーム感あった。
心配ごとがたくさんあったのだが、とりあえず案ずるがより産むがやすしとなる。

28日
大事な業務……ドキドキしたけど、自分を保てた。無事に終わってほっとした。

29日
久しぶりに電車に乗る。香川って、海があることがとてもいいな〜と思う。
あと、電車に乗ると音楽をゆっくり聴けるし、本も読める。久しぶりにウォークマン作動させた。
夜は先輩とごはん。近くまで送ってくれてとてもありがたい。

とりあえず肩の荷がひとつおりてすっきり。(一難去ってまた一難、なのだが)


この三日間聴いていたうた。星野源が特別好きなわけではないのだが、この歌はとてもいいと思う。

日曜の朝に夢を見て、色々思うこともあって、なんだか今日の私は欲深い気がした。大きなことがひとつ終わった反動がきているのかもしれない。

私が持つ大罪を何かひとつあてはめるなら、強欲だろうと思う。
私はいろんなものを求めていて、心の奥底では、手の届く範囲にあるものたちを片っ端から壊してみたくて、壊れた破片で自分にどんな傷がつくのか知りたい。痛いものにさわりたいというか。衝動と理性と恐怖がセットで自分という気がする。

でも何も壊さないよ。何も、自分のことも、壊さない。

〈考えていることは現実。行動はごまかせる。〉
イアン・リード『もう終わりにしよう。』より引用)

やっと全部読めた。貸してくれたひとが、絶望していた意味がわかった。

あるページを見た(読んだ、ではなく見た)ときに、有栖川有栖『幻想運河』を思い出したよ。組版的な意味で。
あと、スキマスイッチの『君の話』という歌の歌詞も思い浮かんだ。あんな感じの話。
あの歌の○○ミステリな構成、大好き。

あとは終わるだけ

23日
あと8ヶ月もあるということに気づいて呆然とする……。

24日
久しぶりに、はこさんが連絡をくれて嬉しかった。
「ゆったり弛緩した日々を過ごせますように」
なんだかいいエールをいただいた。
すごく苦しいけど、年齢をかさねるごとに段々と力は抜けてきたと思う。取捨選択と、はこさんは表現していたけど。

夜は前職の先輩とごはん。バーミヤンでひたすら食べた。

25日
髪を切りに行く。美容師さんが異動になったのでいつもと違う店舗。なんとなく美容師さんと話したいことがあって、なんとなく自然とその話題になり話すことができた。以前行っていたお店の店長さんからもたまたま施術中に電話がかかってきて(!)お話できてよかった。
今日話せなくてもいいかなーと思っていたことだったが、タイミングが合ってよかった。
人生において、タイミングって大事だねという話になった。

髪も、みじかくしてリフレッシュ!


26日
いやぁ〜なことが明日からあるのだが、ここまで来てしまうともうあとは終わるだけなので、割り切りたい!
朝からドタバタである。職場のみんなも辛そう。仕事をしていると話しかけてくれる人が何名かいる、嬉しい。


なかなか追い詰められているので、本のことが話せない!

5月21日

21日
朝、習い事の練習。ゆるゆるに。
昼、ミミ(パン屋さん)でサラダぱんとアップルシナモンのパンを買い、そこからまた別の場所の練習へ。疲れた。

一度帰宅してから待ち合わせをして、誕生日ケーキを買いに行く。今年はリクエストしていた、パティスリーフィオレットのケーキ。ホールはもう食べきれない年齢になってきたので、好きなケーキをふたつ選んで買ってもらった。

そのあとミヤモト惣菜店に行き、晩ごはんをテイクアウトする。おしゃれなお店だった。
お家ごはんの理由は、ケーキを持ち帰る時間の都合と、あとは、家のほうが落ち着いて話もできるから。
しかしそんな理由に気づく余裕もなく、むしろ出かけるモードで家を出てきた私は、ちょっと拍子抜けした……。今日はいつもと同じように過ぎてゆくのかな……と、ややローなテンションになった。空も曇ってた。

帰宅してごはん。ミヤモト惣菜店のたべものはどれもすごくおいしかった。燻製がおいしい。

そしてテレビを見ていたが、やっぱり今日は普通に過ぎてゆきそうだ……何をそんなに気にしているのかというと、一ヶ月前から、誕生日付近でまた話そうねと言っていた話題があった。

だから、そわそわしていた。それに気づいたのかおもむろに話が始まって焦った。
そのあと少し揉めてしまった。
揉めてしまった理由とは違うが、
ケーキを食べよう。
ううん。ケーキを食べるよりしたい話があるよ。
わそんなやりとりもした。
しかしこう着状態だったので、ここは誕生日ケーキを食べることが最善の策であるような気がしてとりあえずケーキを食べた。
チョコレートと苺のケーキ。おいしくて笑顔になった。

ケーキを食べ終わったら、きちんと話ができた。お互いに何を思っていたのか正直に打ち明けて、お互いに色々わかってほっとした。ぐっすり眠った。

22日
朝ごはんはケーキの残り。今日は苺のエクレア。昼からは練習である。憂鬱。少しお腹が痛くなる。

練習は、始まってしまえばあとは終わるだけなので大変ではない。疲れるけど。
早くいろいろな行事が終わってほしい。

夕方、カトチャでごはん。あんかけチャーハン。体調がすぐれないので早めに帰宅する。

ステップアップして、また、色々なことを考えていかないとね、という話になった。

「不安を聞いてほしい」
「どうぞ」
「ステップアップすることはうれしい。けど今までもすごく楽しかった。変化することで、何もかもが変わってしまいそうで怖い。今までにはもう戻れないような気がして」
「変わらないよ」

そういう話もできて、良かった。口にすればすべてが軽くなる。不安も軽くなる。真実も軽くなる。だから、大切な真実のすべては口にしないし、怖いことは怖いと言いたい。

ひとまず月末が大変なので、すべてはそれが終わってから。

〈わたしは誰かに自分を知ってもらいたい。わたしの考えの中に入り込むくらい、本当に知ってもらいたい。(中略)そのつながりは、親子の絆みたいな生物学的なものとはちがう。選んだうえでの関係だ。〉

イアン・リード『もう終わりにしよう。』より引用)

職場の人にこれを読めと言われて貸してもらっている本。ヒロインの心理描写がわりとリアルで感心するのだが
「これはそういう男女の痴情のもつれとか、そういう話じゃねーから。本質は違うから」
と貸してくれた人には言われた。
まだ途中までしか読めていないけど、わたしはこの痴情のもつれみたいな描写がわりと好きである。

言葉にできない、形容しがたい離れがたさをうまく描いている。と思うのだ。





今週のお題「何して遊んだ?」