7日
おにく食べる。いつも1ヶ月先を生きているため、七夕の飾り付けをする。星に願いを。
短冊書いてくれますか、と頼むと周りの人は意外とこころよく書いてくれることにおどろく。
私の願いは「仏生山温泉のかき氷がたべられますように。」
8日
ミッフィー展の期間が延長されているときいて夕方に美術館へ駆け込む。
残念ながら最終入場時刻が過ぎていて展示は見られなかった。がーん。
ショップは開いていたので、レターセットと絵本を買う。サンリンシャの軒先で少し読む。
小さいころ、高松市立図書館の絵本コーナーに置いていかれ(母はそのまま1時間くらい仕事に行ってしまう)てたころ、よく「うさこちゃん」の絵本を読んでいた。幼少期の絵本の記憶はあまりない私だけどそれだけは覚えている。
〈この えは とても いい。/しまの もようが ほんとうに きれい。/でも、どっちから みたら いいのかしら?/ほんとうは よく わからない。〉
(ディック・ブルーナ『うさこちゃんびじゅつかんへゆく』より)
とても短い話なんだけど、美術館で作品を目の当たりにしたときの、感動とともにおりてくる戸惑いとか、こっそり感じる「よくわからなさ」とか、までも、表していて感心した。
「ほんとうは よく わからない」っていうのがいいよね。
この場面ちょっと怖かった。