人にあげる本ほど楽しいものはなくて、人からもらった本ほど難しいものはない。
9日
朝は練習。半日で終わってうれしい。
実家に寄って、その本をYOMSで売る。
ルヌガンガで親にあげる本を買ったが、渡すのに勇気がいりそう。
本を手放すことにダメージをあまり感じなくなってきて、死に近づいてる気もする。
年下の女の子から「十本の指に入るような出来事でないのなら、簡単に〈死〉に絡めないほうがいいと思う」と諭された。
用事があってイオンに行くと、バレンタインフェアが催されていた。もう贈り物の季節。
街で偶然、ひらおくんに会った。私が彼と前に話したときは、私がとても病んでいた時期だった。あのときも死に近かった。ダムを見に行きたいと彼に話したことを覚えている。絶望ごっこがしたかったんだと思う。
あのときと比べるとすごく元気になったんだよ、と、言えなかったけど、彼も元気そうで嬉しかった。
〈カップを温めて紅茶を用意して、チョコの背景にあるストーリーを考えながらゆっくりと楽しむのが好き。〉
(宇垣美里 インタビューより)
『anan 2020.1.22 チョコレートの誘惑』
実家から発掘した。宇垣美里かわいかった。