なんだか新しい年度が始まってそわそわしている。でもようやく仕事モードになってきたので、がんばりたい。
久しぶりに髪をばっさり切った。少しだけど文章も書きたい、人にも会いたい、お店にもでかけたい。春のあいだに、夏が来る前に。
やがて世界が私を必要とする、と、『封神演義』の邑姜は言っていた。私にもやがて、私のタイミングが回ってくると思う。もっと小さな範囲でだけど。
昼さがりのぼーっとした時間にふとこの本の冒頭を思い出す。
不安になる時、行きたくないと思うときにも時おり思い出す。
私もかつてはこころだった。物語のように救いはない、現実には。でもだからこそ、物語があるのだと思う。
そして、やっぱり辻村深月の根底には教育者としての想いや願いがあるのかもしれない。とも思った。私だったらみんなもっと不穏にしちゃう。
『サクラ咲く』を読み返したくなった。『名前探しの放課後』も。私は『名前探しの放課後』が一番好き。
サビ以外完璧じゃない?と思いながら聴いているが、このサビだから心に残るのかもしれない……でもサビ直前までの流れは完璧なんだ。でもこの不安定なサビがいいのか?