本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

結婚して変わったこと・本当のわたし

結婚して占いをあまり見なくなった。見なくても気にならなくなった。安心が増えたのかな。危険なこともしなくなったし、それを願うこともなくなった。

友人がかつて言っていた。「結婚したら普通の人になっちゃった」と。今まさにそのことがわかる……身をもって。

 

ただ、今週はとにかく忙しくて、そしてお互いに忙しくて、あまり顔を合わせない日々が続いた。ほぼ一人暮らしだった。

家に帰ってもひとりで、一日カーテンも開けなくて、部屋は荒れるしご飯は適当で、そうか私はもともとこんな人間だったんだ、と気づいた。それを整えてくれていたという事実にも。

忙しいと、たくさんの人と会話する。旦那さんと会わなくて、そのまま他のいろんな人と話していて、誰かの前にいる私は、私ではあるけれど本当の私ではないのだとも思った。

あなたたちもそうで、互いに気を遣っているだけなのだが、どこかで線がある。当たり前のことなのだけど。

すべての人と離れて、車の中でたったひとりになって、ぼんやり考え事をしたときに、すっと冷たい気持ちがあらわれて、ああいま私は本当の私になっているんだ、と思った。

何となく、この感覚は書き留めておかないと忘れそうな気がしていま日記を書いている。

具体的にどんなことが本当の私なのかと言われると困るけど。不安定で考えすぎる私。危ない実験をしようとする私。

 

本当の私(ひとりのときの私)と本当の私2(旦那さんといるときの私)とofficialな私(みんなといるときの私)がいる気がする。本当の私に、普通スパイスを加えたのが本当の私2。創作や日記を書きやすいのは本当の私。

 

今週で忙しさが落ち着いて、旦那さんとゆっくり話せたら、本当の私2にもまた会える気がする。私はどの自分も認めてあげたいが、本当の私2がバランス取れてていいかと思う。

 

以下今週の日記

月曜日

『君は放課後インソムニア』を偶然TVでみた。良かった。夜の街を歩くの、学生時代に憧れていたなーそして大学時代はたくさん深夜徘徊したな。と。

高校時代の夜は出歩けなかった。だから良かった部分もあった。そのぶん夜への憧れが強まって、想像も膨らんだ。

だからこの子たちはいとも簡単に夜へ抜け出せる人たちなんだなと羨ましかった。えがかれていたのは夢のような夜だった。

aikoが主題歌なのがいいと思う。彼女もインソムニア

夢の中のまっすぐな道』が思い浮かんだ。夜ソングの多いアルバム。

 

火曜日

とにかく今週は仕事ウィークと決めたのでたくさん仕事をしていた。もう記憶がないが…。

 

水曜日

旦那さんと電話をした。なんだか懐かしかった。結婚する前のことを思い出した。

 

木曜日

目の前で鍵をぐるぐる回されたので、こちらもふざけ返した。こういう意味のない戯れ、久しぶりだなと思った。逆に言えばかつてが多かったんだ。

 

金曜日

いろんな人が仕事部屋に遊びに来てくれた。週の終わりで、少し息をつけたのかも。

先輩がアイスカフェオレの缶をくれて、一緒に仕事をした(手伝った)。本当に頼れる人は三人(私はその中にいない)と言っていたが、ここに来てくれて嬉しかった。

夜は友人と晩ごはん。

 

 

こんな髪にしたかったのに、切りすぎちゃった。

長濱ねるはただひとりの昔からの友人と会うときが至福だと言っていた。そのとき彼女は本当の長濱ねるになるのかな。

あと関係ないけど、長濱ねるって千反田えるみたいな名付け方だよなと思っている。

 

 

今週のお題「変わった」