まだ眠れないので、私が夜に聴くことの多いaikoの歌を書きます(突然)。この前久しぶりにaiko聴いていたらなつかしくて……。
① 「深海冷蔵庫」
冷たい床と暖かい冷蔵庫にもたれて眠る
好きな人ができたときによく聴いていた歌。何か、深夜に、ぼーっと気になる人のことや優しくされたときのことを思い出しながら聴く歌。この歌詞って、吉本ばななの『キッチン』みたいだよね。
本当は失恋の歌なのだと思うけど、私は気になる存在が頭から離れないときに聴いたりしていた。なんかこの文章夜中に書いてる感じするな。終盤たたみかけるように歌われる、aikoのプライベートだだ漏れな歌詞も好き。
② 「染まる夢」
やめたってどうせ同じだよ 何度も見せてあげるよ
自分の感情がコントロールしがたい、しっちゃかめっちゃか加減が好き。夢うつつな歌詞も好き。
③ なんて一日
体に流れる血の色が赤じゃなかったらどうしよう
このジャケットのジャケット可愛いよね。
この歌ね、高校時代によく聴いていたの。聴くとあの日々の逡巡がよみがえるわ……。なんかわかんないけどなんか考えちゃうけど全然まとまらない、ときに聴くとすっきりする歌。歌詞もそんな感じ。
④ 「星電話」
あたしに巻き付く灰色のものさし くだらない
このアルバム暗いよね。そこがいいよね。
この歌は切ないけどロックなところがさらに切なさを加速させて好き。止められない別れの予感!
⑤ 「風招き」
独りぼっちが好きと吹いて回った 心細くて死にそうな夜をこえるために
本当に良い歌だと思う。でも真剣な(シリアスともいう)ときにしか聞けない。
恋の歌ではあるけど、自分の弱さをさらけ出して叫んでる歌だと思う。
⑥ 「ビードロの夜」
いつもいつも 決まって顔を上げる時はあなたがあたしを追い越した後
あの頃は言葉がなくてわからなかったけど今ならわかる メンがヘラってる
⑦ 「愛のしぐさ」
あの日の2人があまりにも幸せそうでつい後悔しただけ
同じアルバムから。このアルバム夜って感じ。この歌はとても良い。ビードロの夜も死にそうだけどこちらはなんか昇天しそう。
夏の終わりの夜道とかで聞いたらエモいと思う。
⑧ 「今度までには」
なのにあたしの心は汚れていてあなたの本心すら嘘に変えそう
このアルバム(秋 そばにいるよ)が一番というくらい好きやねんか……。あんまり聴かれてない気がするけど、今度までにはもその静かな暗さが好き。
⑨ 「しらふの夢」
はちきれそうな気持ちを馬鹿になってぶつけられる しらふの夢の中のような今がいいな
最近知った歌。最近のaikoの歌は難しくて(そらで歌えない)遠ざかりがちだったけど、この歌は良いですね。歌詞が良いです。どっちつかずでずるさを残す、ふわふわ感も好きです。
⑩ 「脱出」
貪欲であたしの大きな脱出
イントロかっこいいですよね。
冬の夜のイメージ。
現状から抜け出したいときによく聴いてました。
あなたが悪いしもっと一緒にいたい、みたいな粘い歌詞なのに、前向きな感じなのがいい。脱出できそう。
もっとありますけど、こんな感じです。