「きっつい小説、好きそうですよね」
って言われる。
そんなことないんです、今の私は癒しがほしい。
でも、ほのぼのした小説が好きそう、って言われるよりはこちらのほうが実像に近いし、私としては嬉しい。
重たい話、好きだけど、直接的すぎるとだめなんだよな。幻想か噛ませが入っているのがいい。
今日は何となく、意識が他者に向いてないなって思った。自分はもう、こうやってやっていこ!みたいに思ったからかもしれない。
人からいいこと言われると、裏側にある感情を見つけようとしてしまうけど、あまりしたくない。もう、好きにやっていくんだ秋は。
コピー室でなんとなくアンニュイになった。さようなら春夏の私の希望。
ひとりでいられるカフェを求めて今夜はタリーズにいます。
伊藤まさこ『白いもの』
書店で見かけてなつかしくなって買った。