本屋さんに行くと気持ちがリセットされる。
24日
「あたしたち友達だよね?」と聞かれて
「友達だと思ってるよ。違うほうがいい?」
と聞き返す。
今度は下の名前で彼女を呼んでみよう。
4月になればあたらしい仲間がきて、違和感があって、それでもどんどん混ざっていってしまうんだろうなあと、ふいに思う。
25日
どうしていつも、時々、突き放すように言うのだろうと思う。これは別の友達のこと。ならなぜ振り向いて手を振るのだろう。万葉集かよ。
26日
職場のかたを、一人、私の仕事部屋に置いて来てしまう。主もいないのに。万葉集かよ。ごめんね。
朝が早くて調子が出ない。ラーメン食べたい!と上司にお願いして、お昼はピリッとしたラーメン屋さんにつれてってもらう。
夕方は私にとって大切な話をする。
依りどころを本当は、本当は少なくしたいのにうまく行かない。でもそのことを「いいか悪いかで言えばいい」と言われて安心する自分もいる。
夜は贈る本を選ぶために書店に行く。
私は、誰かに本をすすめるのが苦手なのだが、去年くらいからここぞという大切なときには開き直って本を選んで贈ることにした。だって公私ともに自分は本が好きなのだから。
いい感じだ〜
あたらしい本ほどわくわくするものはない。
そのあと、別の本屋さんに行くと、いつも参加していたイベントが明日にあることを告げられる。全く把握していなかった。
ごめんなさい、最近忙しくて……と言いわけするが、前の私なら忙しくても参加していたのではないだろうか。
本屋さんにも行かなくて、雑貨屋さんにも行かなくて、創作もあんまりしなくて、
私は変わってしまったんだろうか?
『POPEYE 2017年11月号 映画とドーナツ。』
POPEYE(ポパイ) 2017年 11月号 [映画とドーナツ。]
- 発売日: 2017/10/10
- メディア: 雑誌
古本屋さんで買った本。
なぜドーナツなのかというと単にドーナツが好きだから、らしい。そういう勝手な遊びがいい。