本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

多感

an.anの占いのページみたら、「とにかく寝ろ。部屋は汚いままでもいいから寝ろ。」みたいなことが書いてあった。

23日
朝、練習(見るだけ)。
目的地に向かいながら泣く。忙しい。
心に余裕がない、本当は好きなときに好きなことだけしていたいのに、しなければいけないと思ってしていることが多すぎる。いつも先の予定を気にして悲しくなる。
夜、電話で話を聞いてもらった。
なぜこんなに脆いのだろう?と思うのだが、「そういう部分も見てきて今(の関係)があるよ」と相手が言ってくれた。

24日
先日三越で買ったプレゼント、無事に渡せた。職場の人のお祝い。
会議があって、会議中、隣の席の人にずっと手を握られていた(同性の方に)。学生のようだ。
夜、練習(見るだけ)。

25日
夜、練習。結婚した人にプレゼントを渡した。
思い出せないけどアンアンを読んだのだと思う。部屋はそのままでいいから気にせず寝ろ、という言葉に気が楽になった。

26日
朝、出張。ずーっと話しかけてくる方がいて、怖くてずっと黙っていた。
そのまま午後は休みを取って、買い物や車の点検など、できていなかったことをする。
いったん家に戻って1時間くらい眠った。
17時すぎから職場に戻り、少し仕事。
同僚が遊びに来てくれる。

夜に職場で、また別の同僚が声をかけてくれる。
先日のご飯会(私は参加していない)の話をしてもらう。「本当はそこに、あなたもいたはず」と言ってくれる。「いいですね」と返すと「(また)行きましょう」とも答えてくれた。
そう言ってくれるのはとても嬉しかった。
手作りの化学燃料の話もしてくれた。

私がいなくても、私のことを思い出してくれる人がいたり、波紋のようにどこかに不在の影響が出ていることが最近わかる。それは自分に居場所があるということだし、ありがたい。

今の職場は同世代の人が多くて、それが怖いときもあるけど楽しいときもある。
二十代ではなくなったし、二十代ばかりの食事会に参加できるほどのメンタルはもうない。
けど自分自身はまだまだ、多感な時期だと思う。


羽海野チカ3月のライオン

ものすごく久しぶりに読んだ。はからずもドキドキしてしまった。
ハチクロで真山が山田さんに「おれはおまえが可愛いんだ」と言う場面があったけど、今思うとあれって、きみに対しての愛着は少しも恋愛感情ではないんだと示す場面でもあったんだな〜って、この前ふと思った。
そう思ってしまったわたしは、少しは大人になったのかもしれない……。