本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

好きって言うしかない場面もあるじゃん?/クリスマス周辺の日記

21日

スープ春雨チゲを食べる。

「おいしそうやのう……」と横に座った人が話しかけてくれた。

「身体こわすよ」と、牛乳を飲む人も話しかけてくれた。

夜は習い事のクリスマス会。そして深夜のTSUTAYAでクリスマスプレゼントを買った。

 

22日

職場でクリスマスプレゼントを包む。包装、一年のこの時期しかしないけど、毎年忘れずできることが嬉しい。

夕方、ルヌガンガへ本を引き取りに行く。植本一子さんの『こころはひとりぼっち』。街中を歩くと、人が多くて年末を感じる。

夜は成田屋で職場のプチ忘年会。すごく寒い日で、すごく暗い話の二次会を先輩の家でしてもらった。紅茶があたたかかった。

帰宅すると夫はTikTokを見ていた。ジョングクが格好良くて、『Seven』という曲が好きだと教えてくれる。

 

23日

朝はお味噌汁、卵かけご飯。

午後から出かけて今日も街中へ。行ってみたかったソレイユ前の「mocco」へ。

落ち着いた内装でたいへんいい感じ。ホットドッグ、濃いめのカフェラテ、本。という空間でのんびり過ごすことができた。

窓から通りを見下ろしたら藤井さんが歩いていた。もう何年も話していないが……。

 

植本一子『こころはひとりぼっち』

なくてはならない存在と離れてしまった期間の日記。

彼と離れてから、彼ではない彼(他の誰か)に、支えてもらっている様子がありありと書かれている。こんなに誰かがいつでも駆けつけてくれるネットワークを作っておけるのは、植本さんのすごいところだと思う。ただ私なら、深く関わっている人の、パートナーもろとも仲良くしようとは思わないかも知れない。

人の言葉をすべて信じることも難しいと思う。相手が自分を好きって言ってきても、好きって言うしかない場面もあるじゃん?

植本さんの文章も本も毎回好きだけど、そう思った。この本に綴られた気持ちは『かなわない』のころに少し似ていた。

 

丸亀町のクリスマスマーケット、ロフトなど眺める。街行く人たちは初々しかったり、熟していたり、楽しそう。花屋がなくなっていて悲しかった。

夕飯はここ三年、クリスマスに訪れることにしている「汐さぎ庵」へ。

ここの料理はとても美味しいし、静かな雰囲気が大好き。レオマワールドの灯りが遠くに見えるのもいい。

 

24日

朝は卵かけご飯。

昼はトッポギ、ヤンニョムチキン、ピザはんぶんこ。

午後は習い事の行事へ。この一年で(結婚してから)習い事に対してずいぶん情熱がなくなったなあ……と思う。申し訳ないけど、でも自分の生活も大切にしたい。

夫が迎えに来てくれて、買い物をして帰宅。少しうたた寝をして、起きてから夕飯を作る。今年は手作りクリスマスにしようという話になっていた。

夫はピザを作ってくれて、私はケーキ(残念ながら、ロールケーキに雑な飾り付けをしただけ)を支度する。私のケーキは残念な感じだったが、ピザは美味しかったし、なんだか楽しかった。

星のちりばめかたよ……でもいいの。

 

Seven

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お題「我が家の本棚」