本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

必要な足踏み・吊り橋効果

誰かと関わるということは、必要な足踏みをするということなのかもしれない。

ひとりで過ごすときより多く、行動と心のブレーキがかかる。とどまる、でもそれはあなた(たち)と関わるうえで必要な足踏み。

 

2月10日

朝は練習。のんびりして夕方から街へ。餃子を食べたくて餃子のある飲み屋へ。若い人向けの店でにぎわっており、落ち着かなかった。

会計のときに目の前に居た女性たちの装いがきらきらして見えて、いまの自分にはこういうことが足りないんだ……と思い、丸亀町でなんとなしにお店へ寄る。そこで可愛いものをたくさん見て、癒やされる。

帰りに書店へ寄ると、職場の人に遭遇して少し話した。

長いあいだ本棚を眺めた。書店はいいなあ。面白そうな本がたくさんある。まだ知らぬ本は輝いて見えるものなのかもしれない。でもこんな風に、大衆には売れなさそうなものでも置いてある、なんでも置いてある本屋って大切だと思う。そういう空間からインスピレーションが生まれる。

ビジネスの本もいくつか見てみた。仕事に活かしたい。

 

11日

モーニング食べに行きたいね、ということで、前から気になっていた「はりゅう珈琲」へ。雰囲気もよくモーニングメニューも素敵だった。

せっかくだから遠出しようかと徳島へ車を走らせた。道の駅「くるくるなると」へ行くとたいへんな人出で、鳴門って今はこんなに熱い場所なのか……とショックを受けた。人の多さに心が折れ、屋上で少し遊んで退散。

徳島の山中にある「月ヶ谷温泉」なるところへ向かうことに。道中、梅が咲いていたりして春を感じた。到着後は吊り橋を渡ったり、散歩したり温泉に入ったり。

帰宅して『光る君へ』を観る。ついにウイカ納言登場。番組の終わりに枕草子が紹介されていたが、清少納言は今読んでも文章が読みやすく、上手いなって思った。伝わりやすいというか。漢文の会は観ていて楽しかったが全部、原文も知りたかった。道長もついに文を出した。文っていいよね、会話よりそれっぽくできるから。歌っていいよね……。

私も国文学生に戻りたい(毎週これ思う)。

 

12日

連休最終日は、何をしていいのか迷う。

こんなことしてていいのかなと思ったり、こんなときだから逃してはいけないと焦ったり。

「spice U up」へカレーを食べに行く。「nikai」だったころに行ったきり、久しぶりだし移転後は初めてだった。

今は、読書。現実モードにもどりながら。

 

好きだし、得意だし、社会に求められている、その3つがベン図みたいに重なり合っていると、ワクワクする。

(嶋野裕介/尾上永晃『なぜウチより、あの店が知られているのか? ちいさなお店のブランド学』収録 コーラ小林さんのインタビューより引用)

ビジネスの勉強がしたくなって読みました。主にSNS戦略と、コンセプトづくりについて。

不純喫茶ドープ気になるな。

本屋が面白そうって書いていたのが本屋好きとしては嬉しかった。

 

誰かが語った人気の理由はあなたの武器になりづらい。自分の体験を通じて語れるようになりましょう。

(同書より)

 

伝えられる人になりたいね!