本のある日記

本のある日記

日記・その時にあてはまる本・ことば・音楽。

泣きりんご

11/30

出張。三木町の「zazu plantes et cafe」でひとりお昼ごはん。天候は曇り気味で、その霞んだ空気がお店の内装や雰囲気とよく合っていた。ご飯はとてもおいしい。

店の本棚にあった『暮しの手帖』を読む。

 

はしもとさんの書棚には、生物学や数学、物理などの本が並ぶ。ここに最近、心理療法の本が加わった。近しい人が心のバランスを崩したのがきっかけだった。

 

(『暮しの手帖 winter 2023-24 1月号』収録「彫刻家・はしもとみお」インタビューより引用。)

はしもとさんのインタビュー良かった。芸術と心と書棚とインテリア、そして暮らし。この号は他の特集もけっこう素敵だった。真似してみたくなる。冬という季節性のせいもあるのかもしれない。

 

仕事は良いこともあれば悲しいこともある。良いことが霞んでしまうくらい悲しいことは悲しい。

 

12/1

二次会に誘われなくて寂しかった……。(行く気満々だったの)

 

2日

朝、練習。昼、爆睡。夜、忘年会。夜中、眠れない。音楽だと脳がざわざわするのでradikoをインストールして、『聴く、名画』のラジオを聴いていた。

 

3日

徳島の「白草社」でお昼カレー。

来るのは二年ぶりらしい。夫婦でとても好きな場所のひとつ。徳島観光でもするか……と思いつつ、なんだか気がのらなくて(最近こればっかり)そそくさと香川に戻る。

帰り道の「ジャンヌダルクカフェ」でケーキを食べる。帰宅して泥のように寝てしまう。

 

4日

ある人たちのお手伝いをしたら、そのお礼にとお菓子を貰った。あなたがお菓子をくれるなんて!? な方から貰ってちょっと驚いた。嬉しかった。

ずーーーっと気がかりだったことがあり、それがどうやら駄目みたいなので、悲しくなって家でりんごを食べながら大泣きした。黙って聞いてくれる夫には、申し訳ない気持ち。

最近、夜は一緒に『serial experiments lain』のアニメを観ている。今夜は泣きながら観ていたが、ローテンションな世界に浸っているうちに、なんとなく気分が落ち着いてきた。